鹿児島本線千早-箱崎間の新駅開業を2年先送り…まちづくりのスケジュールに合わせて2027年に

箱崎キャンパス跡地の位置。
箱崎キャンパス跡地の位置。全 1 枚

JR九州は5月12日、鹿児島本線千早~箱崎間に設置する新駅の開業目標を2027年に変更すると発表した。

この新駅は、千早駅からは博多方2.3km、箱崎駅からは小倉方1.7kmの地点に設けられるもので、2017年3月に策定された九州大学(九大)箱崎キャンパス(福岡市東区)の跡地利用計画を踏まえ、「九大跡地利用4校区協議会」からの要望を受けて検討。2018年9月に箱崎キャンパスの移転がほぼ完了したことを受けて、2020年10月に福岡市と新駅設置へ向けた協議が整っていた。

JR九州は当初、福岡市の中心部に近い箱崎キャンパスで新たな拠点づくりを期待できるとして、福岡市が計画している貝塚駅周辺土地区画整理事業と連携しながら、開業目標を2025年に置いて具体的な準備を進めるとしていた。

しかし、2023年4月には国立大学法人九州大学、独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)が、箱崎キャンパス跡地のまちづくりについて土地譲受人や借地人を指す土地利用事業者の募集を2024年1月29・30日に行なうことになったことから、それに合わせた開業目標の変更となった。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る