BMWのEVセダン『i7』、最強「M70」が映画に登場…『THE CALM』は5月17日公開へ

システム全体で660hpのパワーを獲得

EV向け走行サウンドの「BMW IconicSounds Electric」

専用仕上げの内外装

M専用アダプティブエアスペンション

BMW i7 の「M70 xDrive」とポム・クレメンティエフ
BMW i7 の「M70 xDrive」とポム・クレメンティエフ全 10 枚

BMWグループは5月12日、第76回カンヌ国際映画祭で5月17日、大型EVセダンBMW『i7』の高性能グレード「M70 xDrive」を起用した「BMWフィルム・シリーズ」の最新作『THE CALM』を初公開すると発表した。

写真:BMW i7 の「M70 xDrive」

『THE CALM』では、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのポム・クレメンティエフと『キル・ビル』シリーズのユマ・サーマンが主役を務める。二人は秘密工作員という役で、BMW『i7 M70 xDrive』の後席で息を呑むようなアクションシーンを演じるという。なお、BMWは『THE CALM』のティザー映像を配信している。

◆システム全体で660hpのパワーを獲得

M70 xDriveグレードでは、前後アクスルに搭載されるモーターが強化される。システム全体で660hpのパワーと、112.2kgmのトルクを引き出す。i7の発売当初に用意された「xDrive60」グレードの最大出力544hp、最大トルク76kgmに対して、パワーは116hp、トルクは36.2kgm引き上げられた。M70 xDriveは、BMWのEVで最強のパワーを獲得しているという。

リアアクスルを駆動するモーターは、最大出力489hpを発生する。フロントアクスルに搭載されたモーターは最大出力258hp。前後のモーターを連携させた相互作用により、システム全体のトルクはスポーツモード時で103.5kgm、MローンチコントロールまたはMスポーツブースト時に112.2kgmを生み出す。

パワフルなモーターを搭載するM70 xDriveグレードは、BMWのEV最速の0~100km/h加速3.7秒で駆け抜ける。最高速は250km/h(リミッター作動)。xDrive60の0~100km/h加速4.7秒に対して、1秒短縮された。また、リチウムイオンバッテリーの蓄電容量は101.7kWh。1回の充電で最大560km(WLTPサイクル)の航続を可能にしている。

◆EV向け走行サウンドの「BMW IconicSounds Electric」

Mローンチコントロールでは、駆動制御とトラクションコントロールがエンジンコントロールユニットと連携する。これにより、電気モーターが生み出すパワーが正確に制御され、駆動システムのMらしい性能特性が、トラクションを失うことなく、瞬時に圧倒的な加速に変換される、と自負する。

Mスポーツブーストは、ステアリングホイール左側のパドルシフトで作動し、インストルメントクラスターのパフォーマンス専用グラフィックに表示される。同時に、EV向けの走行サウンドの「BMW IconicSounds Electric」が、Mパフォーマンス専用のサウンドに切り替わる。

サウンドのキャラクターは、選択した車両設定によって異なる。マイ・モード・パーソナルとスポーツモードの間には、音響的な違いがある。スポーツモードでは、サウンドのスペクトルがとくに力強くなるという。

◆専用仕上げの内外装

BMW i7 の「M70 xDrive」BMW i7 の「M70 xDrive」

外装は、ツインストークデザインのMエクステリアミラー、Mバッジ付きのBMWキドニーグリル、リアバンパーの専用インレイ、フロントサイドパネルのMロゴなど、Mならではのデザインを採用する。

コックピットには、BMWインタラクションバーを装備した。後席は、リクライニング機能付きのエグゼクティブラウンジ仕様となる。BMWシアタースクリーンと「Bowers & Wilkins」サラウンド・サウンド・システムは、オプションでシート内エキサイターが付く。

パーキング・アシスタントとマニューバー・アシスタントは、「My BMW」アプリを使用して遠隔操作することが可能に。これにより、狭い駐車スペースからの出入りを支援している。

◆M専用アダプティブエアスペンション

電子制御式ダンパーと自動セルフレベリング機能を備えたM専用アダプティブエアサスペンションを標準装備した。バルクヘッドとスプリング・ストラット・タワーの間にシアーパネルを追加し、フロントのボディ剛性を高めている。

また、インテグラル・アクティブ・ステアリングと、アクティブ・ロール・コンフォートによるアクティブ・ロール・スタビライゼーションを含む「Executive Drive Pro」パッケージを標準装備した。この2つのシステムは、快適性を高めるだけでなく、高剛性のボディと相まって、車のハンドリングダイナミクスに磨きをかけているという。

標準装備のMロゴ入りブルーMスポーツブレーキは、大径ブレーキディスクを採用し、制動力を高めた。21インチMライトアルミホイールは、ジェットブラックのソリッド仕上げとハイグロスメタルインサートによる空力的に最適化された専用デザインを採用している。

《森脇稔》

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