電気料金高騰、日産がEV充電サポートプログラムの料金改定へ…長期契約割引廃止、従量制は値上がり

日産リーフ(参考画像)
日産リーフ(参考画像)全 3 枚

日産自動車は、電気自動車(EV)オーナー向けの「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム3」(ZESP3)の利用料金を9月1日より改定し、日産EVオーナー専用サービスとしてリニューアルすると発表した。

ZESP3は、日産販売店舗および高速道路SAやコンビニ等に設置された、e-モビリティパワーが運営する急速充電器・普通充電器を利用するための充電サポートプログラム。現在、全国で約7900基の急速充電器を含む、約2万基の充電器を利用できる。今回、充電料金の課金単位を従来の10分単位から1分単位へ変更するとともに、昨今の電気料金高騰の影響に伴い、料金を改定する。

プランは従来通りの4種類を用意する。月額料金急速充電100分相当が含まれる「プレミアム100」が4400円、同200分相当の「プレミアム200」が6600円、同400分相当の「プレミアム400」が1万1000円。急速充電の未使用分は翌月まで繰越可能。すべて従量制の「シンプルプラン」のみ550円から1100円へ値上がりとなる。

ただし、プレミアムプランで利用無制限としていた普通充電は月間600分まで、それ以上は3.3円/分に変更。急速充電の追加料金もプレミアム100が44円/分(旧料金38.5円)、プレミアム200が38.5円/分(同33円)、プレミアム400が33円/分(同27.5円)、シンプルプランが99円/分(同55円)に値上がりとなる。さらに毎月1650円安くなる「3年定期契約」の新規申込受付も5月31日で終了となる。

なお、ZESP3各プラン共通のサービスとして、レンタカー利用の際に基本料金が最大50%割引となる「日産レンタカー割引サービス」、電欠時のレスキューコールや費用補償を行う「エマージェンシーサポート」は継続して提供する。

《纐纈敏也@DAYS》

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