レトロ調が映えるボンネットバス、長野県の「重伝建」地区で運行中

奈良井宿と漆工町木曽平沢を結ぶ無料シャトルバス『重伝建バス』
奈良井宿と漆工町木曽平沢を結ぶ無料シャトルバス『重伝建バス』全 4 枚

塩尻市観光協会は、共に国の重要伝統的建造物群(重伝建)保存地区である奈良井宿と漆工町木曽平沢を結ぶ無料シャトルバス『重伝建バス』の運行を5月13日より開始した。

【画像全4枚】

◆江戸時代の街並みにしっくり馴染む「重伝建バス」は観ても乗っても趣深い

「重伝建バス」は、現在ではあまり見ることのないボンネットバスだ。近世の街並みを保管する、宿場町・奈良井宿―漆工町・木曽平沢を結ぶシャトルバスは、近世の建築を保管した街並みに合わせてレトロ調のデザインを採用。その外観やカラーリングは、街並みと相まって観光客から人気を博している。さらに内装は一部、漆塗で仕上げられており、ちょっとしたタイムトラベル気分を味わえる。観ても乗っても楽しいのが「重伝建バス」だ。

◆スタンプラリーでオリジナルグッズも配布中

スタンプラリー賞品の一例

「重伝建バス」の旅には、合わせて賞品付のスタンプラリーが実施されている。スタンプラリーでは奈良井宿と木曽平沢やバス車内に設置された5つのスタンプのうち3つ以上を集めると、オリジナルグッズをゲットできる。雰囲気溢れるレトロバスの旅、オリジナルグッズと、ここでしか味わえない体験を楽しめるイベントだ。

塩尻市観光協会は、江戸時代の街並みを色濃く残す奈良井宿、漆器のまち木曽平沢漆工町を重伝建として、その魅力や文化的価値を伝えるための取り組みを行っている。また、日本三大遺跡の一つである平出遺跡、近年はアニメやドラマの聖地として名が知られる高ボッチ高原、テレビ番組で度々紹介されるローカルグルメ「山賊焼」など、塩尻市は豊富な観光資源を有している。

塩尻市を運行する無料シャトルバスは5月13日より11月26日までの土曜日、日曜日、祝日(一部運休日あり)に運行している。

《大矢根洋》

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