出光興産、全固体電池の固体電解質実証設備の生産能力を増強

小型実証設備第1プラント
小型実証設備第1プラント全 2 枚

出光興産は、全固体電池の普及・拡大に向けて、固体電解質の小型実証設備第1プラントの生産能力を2024年度内に増強する。加えて7月から小型実証設備第2プラントも稼働、全固体電池の開発を進める自動車メーカーなどに固体電解質を供給する。

固体電解質の小型実証設備第1プラントは2021年11月に稼働開始したが、材料需要の拡大に対応するため、生産能力を増強する。

小型実証設備(第1プラント、第2プラント)で製造したサンプルを活用し、自動車メーカーや電池メーカーのニーズを把握しながら開発を推進し、迅速に適切な材料仕様を作り上げる。小型実証設備での実証を足掛かりに、次のステージとなる大型パイロット装置での量産技術確立とその先の事業化につなげる計画。また、材料メーカーと共同開発にも取り組み、新しい高性能材料を開発していく。


《レスポンス編集部》

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
  5. 585万円で発売の軽キャンピングカーに注目…7月の新型車ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る