出光興産、全固体電池の固体電解質実証設備の生産能力を増強

小型実証設備第1プラント
小型実証設備第1プラント全 2 枚

出光興産は、全固体電池の普及・拡大に向けて、固体電解質の小型実証設備第1プラントの生産能力を2024年度内に増強する。加えて7月から小型実証設備第2プラントも稼働、全固体電池の開発を進める自動車メーカーなどに固体電解質を供給する。

固体電解質の小型実証設備第1プラントは2021年11月に稼働開始したが、材料需要の拡大に対応するため、生産能力を増強する。

小型実証設備(第1プラント、第2プラント)で製造したサンプルを活用し、自動車メーカーや電池メーカーのニーズを把握しながら開発を推進し、迅速に適切な材料仕様を作り上げる。小型実証設備での実証を足掛かりに、次のステージとなる大型パイロット装置での量産技術確立とその先の事業化につなげる計画。また、材料メーカーと共同開発にも取り組み、新しい高性能材料を開発していく。


《レスポンス編集部》

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