BMW『M5』史上最強の次期型、驚愕のスペックが発覚!

BMW M5 次期型プロトタイプ(スクープ写真)
BMW M5 次期型プロトタイプ(スクープ写真)全 18 枚

BMWは『5シリーズ』新型、およびEV版の『i5』新型を発表したばかりだが、ICEモデルの頂点に君臨する、『M5』市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えた。

ニュルブルクリンク北コースで捉えた開発車両は、これまででもっともカモフラージュが薄く、多くのディティールが露出している。

フロントエンドの特徴はそのアグレッシブなバンパーだろう。太いセンターサポートを備え、エッジの効いた複雑な形状のインテークが確認できる。その両端にはスリムな三角形のエアカーテンが配置されており、プラグインハイブリッドパワートレインとブレーキの冷却を強化するだろう。

BMW M5 次期型プロトタイプ(スクープ写真)BMW M5 次期型プロトタイプ(スクープ写真)

側面では、幅の広いフェンダーとサイドシルを装備しているほか、足回りでは、スポーツスリックタイヤ、高性能ブレーキシステムを装着している。またフラッシュマウントドアハンドル、左フロントフェンダーには充電ポートも確認できる。

リアエンドでは、完全新設計されたスリムなLEDテールライトの一部が見えるほか、リアディフューザーから突き出たクワッドエキゾーストパイプが「Mモデル」であることを主張する。

ベースとなる5シリーズ新型と比較すると、全長が3.4インチ(86mm)、ホイールベースが0.8インチ(20mm)長くなっており、先代モデルより大型化されることも注目だ。

キャビン内には、12.3インチのデジタルインストルメントクラスターと、BMW「OS 8.5」を実行する14.9インチのインフォテインメント・システムで構成される曲面ディスプレイが装備される。またスポーティーなフラットボトムのステアリングホイールや、ミニマムなギアセレクターを備える新設計されたセンターコンソールも確認できる。

BMW M5 次期型プロトタイプ(スクープ写真)BMW M5 次期型プロトタイプ(スクープ写真)

注目の心臓部には、SUV『XM』の最強モデル「レーベル・レッド」からプラグインハイブリッドパワートレインを流用、4.4リットルV型8気筒ツインターボチャージャーと、29.5kWhバッテリーパック、および8速オートマチックトランスミッションに組み込まれた電気モーターを搭載する。これにより、XMレーベル・レッドでは最高出力748ps、最大トルク1000Nmを発揮するが、M5セダンでは驚愕の800psを上回る数値を出す可能性も十分にあるという。

M5次期型のワールドプレミアは2023年後半、あるいは2024年前半と予想され、その後「M5ツーリング」も期待されている。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
  3. ホンダ『プレリュード』新型、インドネシアでは「オールブラック」なプロトタイプを初公開
  4. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  5. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る