海外メーカーのカーラッピング&ペイントプロテクションフィルムが目立った「SIGN EXPO 2023」

海外メーカーのカーラッピング&ペイントプロテクションフィルムが目立った「SIGN EXPO 2023」
海外メーカーのカーラッピング&ペイントプロテクションフィルムが目立った「SIGN EXPO 2023」全 9 枚

西日本で最大規模となる広告資機材の専門展示会「SIGN EXPO 2023 ―第38回広告資機材見本市」(主催:一般社団法人 近畿屋外広告美術組合連合会)が、6月14日~16日に大阪・南港北のATCホールで開催された。

【画像全9枚】

国内から51の企業・団体が出展し110小間のブースが構えられたほか、特別企画としてカーラッピングやフリートマーキングの技能を競う「World Wrap Masters Japan 2023」も行われ、会期3日間の合計で10,799名が来場。前回(出展者数47企業団体105小間/会期来場者数10,566名)と比べて出展者数と来場者数ともに上回り盛況裡に閉幕した。

「SIGN EXPO 2023」では、屋内外の看板やディスプレイ広告に関連する最新の資機材やサービス、技術などが多数展示される中で、カーラッピングやフリートマーキング関連商材をアピールしていたブースをピックアップして紹介する。

低コストで種類が豊富なアメリカの「TECKWRAP」

株式会社デザインラボのブースでは、様々なカーラッピング施工ツールの展示・販売に加え、自社が正規輸入代理店として取り扱っている複数ブランドのカーラッピングフィルムやペイントプロテクションフィルムを展示していた。

まず目を引いたのは、アメリカのフィルムメーカー「TECKWRAP(テックラップ)」のカーラッピングフィルム。カレンダー製法のフィルム(低コストだが貼付後に収縮しやすい)で豊富なカラーバリエーションがある点が特徴とのこと。ブースにはTECKWRAPフィルムの見本帳があり、グロスやマット、カーボン調、ラメ入りなど多彩なフィルムが取り揃えられていることを見本帳のサンプルで確認することができた。

高品質でリーズナブルなインドネシアの「MAXDECAL」

株式会社デザインラボのブースでは共同出展として、インドネシアのフィルムメーカー「MAXDECAL(マックスデカール)」の商材が展示されていた。通訳者を交えて話を聞いたところ、MAXDECALは2019年の創業以来、高品質でありながらリーズナブルな商品を提供したい考えで製品開発を行っており、ステッカーやラッピングフィルム、貼るタイプのペイントプロテクションフィルム(PPF)を提供。ブースでアピールされていたPPFは日本語の商品説明もあり、ボディ塗装面を紫外線から保護し、スクラッチ傷防止や自己修復機能があるという。MAXDECAL社の商材はインドネシアに限らず、シンガポール、マレーシア、タイ、フィリピン、オーストラリア、アメリカ、イタリア、チリ、ブラジルでも海外パートナーと連携して提供されており、日本においては株式会社デザインラボが正規輸入代理店となって販売を開始する予定とのこと。

メタルマット調で高級感を演出できる「Lustre」

ニチエ株式会社のブースでは、自社オリジナル製品としてラッピングフィルム「Lustre(ラスター)」を訴求していた。1520mmの幅広で継ぎ目なく一気に施工できるキャスト製法のフィルム(高額だが長期耐候性に優れ、貼付後の収縮が少ない)で、糊残りが少ない再剥離性能に優れた粘着剤を使用しているという。メタルマット調のブラック、チタニウム、レッド、イエロー、グリーンなどのカラーバリエーションがあり、高級感のあるカーラッピングを行いたい時に最適なフィルムとしてアピールされていた。このほか、アメリカのフィルムメーカー「ARLON(アーロン)」のカーラッピングフィルムも取り扱っており、サンプルのフィルムが展示されていた。

透明で光沢感があるイタリアのPPF「RITRAMA」

株式会社テクノプロモーションのブースでは、イタリアの老舗製紙メーカー「FEDRIGONI(フェデリゴーニ)」が2020年に買収した粘着素材メーカー「RITRAMA(リトラマ)」ブランドのペイントプロテクションフィルム「Ri-Wrap PPF」を出展。透明で光沢感がある貼るタイプのPPFで、厚みは約150μm(0.15mm)。飛び石やスクラッチ傷、木の枝などによるダメージや、鳥の糞、昆虫の死骸からボディを保護し、自己修復機能もあるという。株式会社テクノプロモーションは輸入代理店として今年7月から販売を予定している。

今回の「SIGN EXPO 2023」では、海外メーカーのカーラッピングフィルムやPPFをアピールしているブースが多く、様々な海外ブランドが日本市場に進出していることがわかる展示会だった。営業車や社用車を“動く宣伝媒体”として活用するカーラッピング施工だけでなく、車両の長期保有やリセールバリューを意識したボディ保護目的としてPPFを訴求する動きが活発化していることも感じられ、PPFの需要が拡大していくのか今後の動きに注目したい。

《カーケアプラス編集部@金武あずみ》

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