ヤンマー、小型船舶向け水素エンジン開発へ

パイロット着火式6気筒水素エンジンのCGイメージ
パイロット着火式6気筒水素エンジンのCGイメージ全 2 枚

ヤンマーパワーテクノロジー(YPT)は6月30日、燃焼時にCO2を排出しない水素を燃料とした内航船舶用の「水素専焼4ストローク高速発電エンジン」の開発を開始すると発表した。

本事業は日本財団の「ゼロエミッション船の実証実験にかかる技術開発助成プログラム」にて行うもの。水素エンジンは、小型船舶向けの推進エンジン(主機関)としての用途も視野に入れて開発する。

また、水素エンジンの開発と同時に、水素エンジン発電機とバッテリーの組み合わせによる「水素エンジン対応のハイブリッド電気推進船」も開発する。これは水素燃料エンジンと水素燃料供給システムを、コンテナユニット型の水素発電装置として上甲板部分に搭載できる新たな船舶。船舶の開発・建造は、上野グループの海運会社である上野トランステックが担当する。


《纐纈敏也@DAYS》

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  3. スズキ初の量産EV『eビターラ』に期待の声!「リーフとどっちが安い?」など価格に注目集まる
  4. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  5. リアシートのない新型『ランドクルーザー250』発売!? 英国トヨタ工場で改造される“特別仕様”とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る