これが最後のエンジン搭載ゴルフだ!PHEVホットハッチ「GTE」はどう進化する?

VW ゴルフ GTE 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)
VW ゴルフ GTE 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)全 18 枚

大衆車のベンチマークとして未だ世界で存在感を放つVW『ゴルフ』。現行世代のゴルフ8が、2024年にもマイナーチェンジを果たす。今回、開発テスト中の姿を初めてスクープしたのは、プラグインハイブリッド(PHEV)モデルの『ゴルフGTE』だ。

◆新1.5TSIエンジン搭載!? PHEVホットハッチ「ゴルフGTE」

暑い天候下でテスト中を捉えたプロトタイプ。ゴルフラインアップの刷新に倣い、よりスリムになったヘッドライトがクールな印象だ。フロントバンパーは左右のハニカムメッシュ部分が“コの字”型になっている点が新しい。また従来モデルにあったX型の5ポイントLEDは見当たらない。

リアエンドでは、LEDテールライトに従来型を模したステッカーが貼られているが、グラフィックは新設計されるはずだ。下部バンパーにはダミーのエキゾーストパイプが残されているが、これも市販型では削除されると思われる。

VW ゴルフ GTE 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)VW ゴルフ GTE 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)

サイドを捉えた写真からは、ダッシュボードから突き出た大きなスクリーンが見てとれる。インパネは最新の『ID.7』と同じ15インチサイズの大型の自立式インフォテインメントタッチスクリーンによって占められている。ステアリングホイールの静電容量式タッチボタンを廃止し、物理的なコントロールに戻されている点も注目だ。

下位グレードには『ID.3』のような小型の12インチスクリーンが搭載される可能性があるが、それでも現在のゴルフの10インチディスプレイよりも大きくなる。

パワートレインに変更があるかは断定できないが、この秋にデビューするVW傘下のシュコダ『コディアック』には、1.5リットルターボのTSIエンジンをベースにしたPHEVが用意されるのがヒントとなるかもしれない。ゴルフGTE改良新型では、古い1.4TSIから、新開発の1.5TSIエンジン+電気モーターに切り替わると予想される。

ベース車のゴルフ、そしてゴルフGTEともに、ワールドプレミアは2024年内と予想される。VWは次世代ゴルフがBEVになることを認めており、内燃機関を搭載するゴルフとしてはこれが最後のフェイスリフトとなりそうだ。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  4. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
  5. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る