道路交通量が減少、高速道路の大型車は増加 国交省の交通情勢調査

渋滞(イメージ)
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国土交通省は、2021年度秋に実施した全国道路・街路交通情勢調査で、一般交通量が減少したとの調査結果を発表した。

全国道路・街路交通情勢調査は、一般交通量調査と自動車起終点調査(OD調査)を実施するもので、現在の道路と道路交通の実態を把握して道路の計画、建設、管理に活用する。

今回の調査では、ITSの普及進展などで新たな交通計測が実用化してきていることを踏まえ、交通量測定にCCTVなどのカメラ画像のAI解析による機械観測を採用した。旅行速度調査では、大型・小型の車種別の旅行速度や、データ取得件数を掲載した。

前回調査は2015年度だった。一般交通量調査結果によると、全車の走行台キロは、コロナ禍による外出制限などの影響から2015年度と比べて5.3%減となった。物流交通の主体である大型車は高速道路で5.5%増加しており、コロナ禍でも高規格道路ネットワークが物流交通を支えているとしている。

また、平日の朝夕旅行速度(混雑時旅行速度)は、高速道路が前回調査から3.2km/h遅い80.7km/h、一般国道が0.4km/h遅い34.9km/hなど、全体としてやや低下した。


《レスポンス編集部》

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