10日の日経平均株価は198円69銭安の3万2189円73銭と5日続落。米国市場の下落、為替円高などを受け、ハイテク株、輸出関連株を中心に売りが先行する展開となった。
直近の4営業日で1300円超下落したことから、朝方は自律反発狙いの買いも入ったが、上値は利益確定売りで重かった。
先週末のニューヨークダウは187ドル安の3万3734ドルと3日続落。米連邦準備理事会(FRB)の金融引締めに対する警戒感が根強く、幅広い銘柄が売られた。ハイテク株主体の米ナスダック市場も3日続落。電気自動車(EV)のテスラは小幅安。
外国為替市場で円相場が1ドル=142円台に上昇したことで、採算改善期待が後退したことから、自動車株は全面安。