旧車の夏トラブル、トップ3は「エアコン」「バッテリー」「オーバーヒート」

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旧車買取サービス「旧車王」を運営するカレント自動車は、旧車の夏のトラブルに関するアンケートを実施。旧車の夏トラブルで最も多いのは「エアコンの故障」であることが明らかになった。

7月に入り、本格的な夏がやってきた。厳しい夏の炎天下は熱中症など、人間にとって危険なものだが、クルマへのダメージも大きい。駐車中の車内でモバイルバッテリーが破裂・炎上するというニュースもあり、炎天下の中でクルマがいかに高温状態になるのかがわかる。そこで旧車王では夏の旧車のトラブルの経験や、対策方法について調査を行った。

●夏に対策していること

まず、旧車のメンテナンスに関して、夏に対策していること(複数回答)を尋ねたところ、最も多い回答は「バッテリーの状態確認」(20.6%)だった。カーエアコンを装備している旧車はその使用によりバッテリーへの負担が大きくなり、バッテリー上がりの原因となり得る。バッテリーの劣化具合を確認しておくことも夏前に行っておくべき対策だ。

2位は「冷却水の補充」(14.6%)。エンジンのオーバーヒートを防ぐ重要な役割を担う冷却水の確認は旧車オーナーの必須作業だ。僅差の3位は「エンジンオイルの交換」(14.5%)。エンジンオイルには潤滑作用や清浄作用などさまざまな役割がある。高温になり負荷が増える夏前に交換しておくことも大切だ。「その他」の意見には、「ラジエーターに自作のシュラウドを取り付けて冷却効率を上げる」や「暑い日は乗らない」などがあった。

●夏のトラブルに遭ったことがあるか

次に、所有する旧車が夏のトラブルに遭ったことがあるか聞いてみたところ、38.5%が「ある」と回答した。具体的なトラブルについては、「エアコンのトラブル」(34.4%)がトップ。以下、「バッテリー上がり」(22.6%)、「オーバーヒート」(19.4%)、「内装が溶ける(ベタベタ)」(9.7%)、「パワーウインドウの故障」(7.6%)が続いた。「その他」の回答では、「ダイレクトイグニッション故障」や「ネズミが巣を作った」、「ルーフを開けて走っていたら真っ赤に日焼けして笑われた」などさまざまな意見があった。

《レスポンス編集部》

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