二次電池の温度調整・制御技術、中国での特許総合力トップは韓国・LGエナジー

中国における二次電池の温度調整・制御 特許総合力
中国における二次電池の温度調整・制御 特許総合力全 1 枚

1位のLGエナジーソリューションは韓国LG化学より電池事業をスピンアウトして設立された会社。総合力だけでなく、有効特許件数でも他社を圧倒している。同社の注目度の高い特許には「ケースに熱伝導性材料を用いた電池モジュール」等が挙げられる。

●自動車メーカーが上位に

2位BYDは「単一の温度ではなく周囲温度と電池温度により決まる温度で動作する加熱制御システム」等、3位フォードは「電池温度に基づいた充電・加熱制御技術」等が注目度の高い特許として挙げられる。

6位以下は、トヨタ自動車(日本)、CONTEMPORARY AMPEREX TECHNOLOGY(寧徳時代新能源科技・中国)、ゼネラルモーターズ(米国)、パナソニック(日本)等、電池メーカーだけでなく、自動車メーカーが上位に多く入っている。

  1. «
  2. 1
  3. 2

《纐纈敏也@DAYS》

アクセスランキング

  1. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  4. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  5. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る