マセラティ『MC20』、オープン版「チェロ」は630馬力…グッドウッド2023出展へ

透明から曇った状態に変化するガラスルーフ

0~100km/h加速3秒で最高速は320km/h以上

新しい3層メタリックカラー「アクアマリーナ」

マセラティ MC20 チェロ
マセラティ MC20 チェロ全 10 枚

マセラティは7月12日、2シーターのオープンスーパーカー『MC20チェロ』(Maserati MC20 Cielo)を7月13日、英国で開幕する「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2023」に出展すると発表した。

写真:マセラティ MC20 チェロ

◆透明から曇った状態に変化するガラスルーフ

マセラティ MC20 チェロマセラティ MC20 チェロ

MC20チェロは、マセラティの新型スーパーカーの『MC20』のオープン版だ。車名のチェロは、イタリア語で「空」を意味する。MC20チェロは、電動格納式ガラスルーフを採用しているのが特長だ。スイッチ操作によって、12秒で開閉できる。ルーフの断熱性と12秒の開閉速度は、自動車業界で最高レベルにあるという。

このガラスルーフには、高分子分散型液晶(PDLC)技術を導入した。センタースクリーンのボタンに触れるだけで、ガラスルーフは一瞬にして透明から曇った状態へと変化するという。このガラスルーフには、エレクトロクロミック(スマートガラス)ウィンドウが採用されている。

ルーフを閉じて、窓を曇らせれば何かに包まれたような感覚、ルーフを透明にすれば光があふれるような感覚、ルーフトップを格納すれば外の世界を全身で感じることができるという。

◆0~100km/h加速3秒で最高速は320km/h以上

MC20チェロのミッドシップには、3.0リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載する。「ネットゥーノ」(Nettuno、ネプチューン)と命名されたこのエンジンは、最大出力630ps/7500rpm、最大トルク74.4kgm/3000~5500rpmを引き出す。0~100km/h加速3秒、最高速320km/h以上の性能を可能にしている。

クーペボディのMC20に対して、車両重量の増加はプラス65kgに抑えた。これは設計段階での緻密で正確な作業によって実現されたという。また、MC20のクーペ同様、カーボンファイバー製シャシーがねじれ剛性を確保し、公道やサーキットにおける卓越したハンドリングの組み合わせを実現する、と自負する。

MC20チェロは、エレガントかつスポーティなデザインを目指した。エアロダイナミクス性能は、ルーフの開閉状態に関わらず、風洞テストで全方向から検証された。クーペボディのMC20とは異なる専用デザインが多く採用されている中、バタフライドアはMC20から受け継がれた。これはキャビンへの乗降を容易にするだけでなく、カーボンファイバー製のコックピットやフロントホイールを見せる狙いもある。

◆新しい3層メタリックカラー「アクアマリーナ」

マセラティ MC20 チェロマセラティ MC20 チェロ

ボディカラーでは、カスタマイズプログラム「フォーリセリエ」による新しい3層のメタリックカラー「アクアマリーナ」が選択できる。光との相互作用で色彩の変化を見せるアクアマリーナは、レースシーンから着想を得たパステルグレーをベースに、虹色のアクアマリン/マイカが色合いを鮮やかにしている。

MC20チェロには、「ハイ・プレミアム ソナス・ファベール(Sonus Faber)」オーディオシステムが、オプションで選択できる。欧州の「EISAアワード」を受賞したMC20の車載オーディオシステムを、オープンカーの車内特有の音響・配置ニーズに合わせて最適化。ソナス・ファベールのオーディオシステムの持つナチュラルサウンドを実現する12個のスピーカーを採用している。

また、「マセラティ・インテリジェント・アシスタント(MIA)」マルチメディア・システムと「マセラティ・コネクト」も装備する。MC20チェロには、さまざまなアクティブ・セーフティシステムが搭載されている。MC20と同じパーキングセンサー、リアビューカメラ、ブラインドスポットモニタリングに加えて、MC20チェロには自動緊急ブレーキ、道路標識情報、新開発の360度カメラを装備している。

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『スカイライン』次期型、公式ティザー情報のその先…新型車スクープ記事ベスト5 2026年上期
  2. 三菱『デリカD:6』予想CG公開! PHEVを採用? D:5の進化のゆくえ
  3. ランボルギーニ『ミウラ』誕生60周年、電動スーパーカー『レヴエルト』に「ミウラ 60° オマージュ」…世界限定99台
  4. 【BYD ラッコ 新型試乗】クルマとしての出来は「極めて高い」が、その真髄は別のところにあった…中村孝仁
  5. 軽EV『ラッコ』、発売2週間で累計受注1000台突破…BYDの日本導入モデル最速ペース
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  3. 神奈川個人タクシー、電脳交通のクラウド配車システム「DS」導入…S.RIDEとUberにも対応
  4. 機械式駐車場の最適化コンサル、マンション管理組合向けに新サービス開始…さくら事務所
  5. ジョイフル本田、宇都宮店にソーラーカーポート設置…ホームセンター業界最大級の発電容量1126.4kW
ランキングをもっと見る