パイオニアは7月19日、同社のディスプレイオーディオが、2023年5月にインドネシアで発表されたトヨタ『ヤリスクロス』新型に標準装着されたと発表した。インドネシア市場向けでは、ハイブリッド車の全車種とガソリン車のSグレードに搭載される。
今回採用されたディスプレイオーディオは、インドネシアトヨタ向けモデルでは初採用となる10.1インチ大画面モニターを搭載する。Apple CarPlayやAndroid Autoのワイヤレス接続に対応し、ケーブルを使用することなく手軽に対応アプリを大画面で利用可能。ラジオの聴取、USBメモリーやBluetooth接続したスマートフォンに保存してある動画/音楽コンテンツの再生、ハンズフリー通話などのほか、コンパス、傾斜計や高度計といった各種計器の情報や、燃費効率や航続可能距離などの車両情報を表示できる。
また、パイオニア製海外向けディスプレイオーディオ初となる複数言語対応の音声認識機能を搭載。オーディオ機能の基本操作に加え、エアコンのオン/オフや温度調整、アンビエント照明の点灯/消灯や色調変更など一部の車両機能を音声で操作できる。