メルセデスAMG『G63』、V8継続搭載…世界限定1000台の「グランドエディション」

メルセデスAMG G63 の「グランドエディション」
メルセデスAMG G63 の「グランドエディション」全 10 枚

メルセデスベンツは6月28日、『Gクラス』の高性能版、メルセデスAMG『G63』(Mercedes-AMG G 63)に、「グランドエディション」を世界限定1000台設定すると発表した。限定台数の販売終了後も、V8エンジン搭載のG63は存続するという。

写真:メルセデスAMG G63 の「グランドエディション」

◆内外装にゴールドのアクセント

メルセデスAMG G63 の「グランドエディション」メルセデスAMG G63 の「グランドエディション」

グランドエディションでは初めて、AMGのロゴとメルセデスベンツの星がカラハリゴールドマグノで仕上げられた。さらに、ボンネットには、同じくカラハリゴールドマグノ仕上げのAMGエンブレムが配された。前後バンパーのインレイ、フロントの光学式アンダーライドプロテクション、スペアタイヤカバーのインレイのメルセデススターも、このカラーで仕上げられている。

足元には、テックゴールドのクロススポークデザインの22インチAMG鍛造ホイールが装着された。マットブラックのセンターロックナットと、同じくテックゴールドのメルセデススターがあしらわれる。この色合いは、グランドエディションのサイドデカールにも採用されている。

インテリアは、ブラックとゴールドのコントラストが特長。ブラックのドアシルトリムには、AMG のエンブレムが添えられた。シートは「Gマヌファクトゥーア(MANUFAKTUR)」のブラックナッパレザーで仕上げられ、ゴールドのステッチが施される。バックレストには、ゴールドのAMGロゴとゴールドの縁取りが施されたプレートがセットされている。助手席側のグラブハンドルには、「Grand Edition」の文字が添えられている。

◆最大出力585hpのV8ツインターボ搭載

メルセデスAMG G63のハイライトは、ダウンサイズエンジンの搭載にある。先代モデルの5.5リットルV型8気筒ガソリンツインターボを、4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボに置き換えた。

この4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンは、最大出力585hp/6000rpm、最大トルク86.7kgm/2500~3500rpmを発生する。トランスミッションは「AMGスピードシフトTCT 9G」で、駆動方式はAMGパフォーマンス仕様の4WD「4MATIC」だ。前後の駆動トルク配分は、40対60を基本とし、路面状況や走行状況に合わせて、変化する。

サスペンションやブレーキなど、足回りは強化された。内外装には、AMGらしいスポーツテイストが盛り込まれる。メルセデスAMG G63の動力性能は、0~100km/h加速が4.5秒、最高速が220km/h。ドライバーズパッケージでは、最高速が240km/hに引き上げられる。

◆オフロード走行専用モードの「Gモード」

伝統の悪路走破性をさらに追求した。フロントアクスルのダブルウイッシュボーンは、サスペンションのサブフレームを介さず、ラダーフレームに直結する。リアはリジットアクスルを新開発した。悪路走破性の高さを示すアプローチアングルは31度、デパーチャーアングルは30度、ランプブレークオーバーアングルは26度と、先代比でそれぞれ1度向上する。最低地上高は241mmとした。

オフロード走行専用モードの「Gモード」を採用する。このモードでは、ダンパーやステアリング、アクセルがオフロード向けのセッティングとなり、Gクラスならではの優れた悪路走破性を、さらに引き上げることを可能にしている。

◆2つの高精細12.3インチワイドディスプレイ

メルセデスAMG G63 の「グランドエディション」メルセデスAMG G63 の「グランドエディション」

メルセデスAMG G63には、メルセデスベンツの最新モデル同様、デジタルコックピットが装備される。ドライバー正面、そしてダッシュボード最上部に、2つの大型12.3インチディスプレイをレイアウトした。この2つの高精細12.3インチワイドディスプレイを一枚のガラスカバーで融合したコックピットディスプレイとした。そのため、空中に浮かんでいるように見えるデザインが特徴だ。

また、このディスプレイはデジタル仕様となっており、正面のディスプレイにはドライバーに必要な情報を中心に表示する。センターコンソール上のディスプレイには、インフォテインメントを中心に表示する。なお、コックピットディスプレイのデザインは、「クラシック」、「スポーツ」、「プログレッシブ」の3種類から選択することが可能だ。また、アームレストには、ワイヤレス充電パッドを装備することもできる。

ステアリングホイール上のボタンは、スマートフォンなどと同様、タッチセンサー機能を内蔵する。これにより、インフォテインメントの各機能を、ステアリングホイールから手を離さずに操作することができる。タービンをモチーフにした空調吹き出し口は、最新のメルセデスベンツ車のトレンドだ。助手席前方のダッシュボードのグリップをはじめ、ダッシュボード中央のデフロックの3つのスイッチは、Gクラスの伝統として受け継がれている。

《森脇稔》

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