【トヨタ ランドクルーザー 歴代】道を作り、暮らしを支える…ランクルの自負と誇り

トヨタ・ランドクルーザー 歴代
トヨタ・ランドクルーザー 歴代全 47 枚

トヨタ自動車は8月2日、新型『ランドクルーザー』(250シリーズ)を世界初公開した。発表会場には歴代ランドクルーザーが並んだ。デザイン領域統括部長のサイモン・ハンフリーズ取締役・執行役員は、「“ランクル”の物語は、ここ日本の、馬でしか行けないような場所で始まった」と語る。

1951年、のちにランドクルーザーとなる「トヨタBJ」の開発が始まった。BJは競合に敗れものの、史上初めて富士山の6合目(標高2700m)に到達する。その結果、国家警察のパトカーとして作用される。ランクルの「『暮らしを守る』という使命が明確になった」とハンフリーズ取締役。

ハンフリーズ取締役はさらに、時代を超えた多くのランクルの使命はどれも同じだという。「『どこへでも行き、生きて帰ってこられる』こと。ランクルが壊れれば、不便になるだけでは済まされない。人々の命が脅威にさらされる。ランクルの価値は一言で表すとしたら『信頼』、命を託せる、という信頼だ」。

道がクルマをつくると言うが、「ランクルの場合、『クルマが道を切り拓く』。ランクルが道をつくり、その道が、それぞれの地域の、かけがえのない暮らしを支えている」とハンフリーズ取締役は自負する。新型ランクルの開発テーマは「原点回帰」。ランクルの原点とは何か、歴代ランクルを見て、感じて欲しい。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『マイクラ』新型、“SUV風デザイン”の小型EVになって登場
  2. トヨタ『RAV4』新型を世界初公開、3つのスタイルで進化 日本発売は2025年度中
  3. アルピーヌ『A390』発表直前プレビュー! マカンよりかなり小さいボディから600馬力!?
  4. メルセデスベンツ『Cクラス』新型、量産仕様のプロトタイプがついに出現! 変更点を完全解説
  5. 【スズキ ハスラー タフワイルド 新型試乗】“クラシック・ミニ”の面持ちを思い出す…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  2. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
  3. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  4. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  5. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
ランキングをもっと見る