ニュル最速EV、リマック『ネヴェーラ』に限定仕様「タイムアタック」…テスラ超えた

リマック・ネヴェーラの「タイムアタック」(ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリング2023)
リマック・ネヴェーラの「タイムアタック」(ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリング2023)全 8 枚

リマック・アウトモビリ(Rimac Automobili)は8月19日、ハイパーEV『ネヴェーラ』の12台の限定車「タイムアタック」を、米国で開催中の「ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリング」で初公開した。

ネヴェーラ・タイムアタックは、2023年に20を超える世界記録を打ち立てたネヴェーラの高性能を称える限定車。約20の世界記録のひとつとして、8月18日には、ドイツ・ニュルブルク北コースにおいて、量産EVの最速ラップタイムを計測したばかりだ。

そのタイムは、7分05秒298。テスラの高性能4ドアEV『モデルS』の最強グレード「プラッド」の「トラック・パッケージ」装着車の7分25秒231のタイムを更新し、量産EVの最速記録となった。

限定12台が生産されるネヴェーラ・タイムアタックの第一号車は、ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリングで顧客に引き渡された。外観はスクアドロンブラックをベースに、ライトニンググリーンのアクセントを配した。この特注のライトニンググリーンの色合いは、嵐の前に起こる特異な気象現象にインスパイアされたものだ。

インテリアは、ブラックのアルカンターラをベースに、ボディカラーのグリーンに合わせたアクセントとコントラストステッチをあしらった。シートには「Time Attack」ステッチが施され、限定車を示すシリアルナンバープレートも添えられている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  2. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  3. 新型EVセダン『マツダ6e』、カーフェスト2025で英国一般初公開へ
  4. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  5. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  3. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
ランキングをもっと見る