米トヨタのミニバン、移動DJブースに変身…2万5000Wアンプ+60スピーカー搭載

トヨタ・シエナ・リミックス
トヨタ・シエナ・リミックス全 5 枚

トヨタ自動車の米国部門は8月24日、ミニバンの『シエナ』(Toyota Sienna)をカスタマイズした移動DJブース仕様、「シエナ・リミックス」を発表した。

シエナ・リミックスには、プロ仕様の60スピーカーサウンドシステムをはじめ、43インチの高解像度スクリーン、スピーカーを照らし出すLED照明を採用した。リアゲートは観音開きのスイングドアに変更。車両中央のルーフパネルは開閉式とし、音楽フェスティバルではDJが上半身を乗り出して、パフォーマンスを披露できるようにした。2インチリフトアップされ、22インチホイールや防音材を追加している。

60個のスピーカーは、4個の12インチサブウーファー、36個のミッドレンジスピーカー、14個のツイーター、6個のパーカッションホーンで構成された。システムは16台のアンプを使い、2万5000Wのパワーを発生する。12チャンネルのデジタルサウンドプロセッサー、8チャンネルのミキサーを装備した。

また、デュアルデジタルターンテーブルにより、DJはスクラッチ、ミキシング、サウンドエフェクトを行うことができる。6個の56V 4Ahリチウムイオンバッテリーが16台のアンプに電力を供給する、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 第3世代e-POWERの日産『キャシュカイ』が無給油で英国縦断! その実力に日本導入への期待高まる
  2. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  3. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
  4. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  5. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る