BMWの次世代「iDrive」、2025年以降に新型EV『ノイエ・クラッセ』に搭載へ…IAAモビリティ2023

BMW ヴィジョン・ノイエ・クラッセ(IAAモビリティ2023)
BMW ヴィジョン・ノイエ・クラッセ(IAAモビリティ2023)全 10 枚

BMWグループは9月2日、次世代EVコンセプトのBMWヴィジョン・ノイエ・クラッセ』(BMW Vision Neue Klasse)を「IAAモビリティ2023」で初公開し、市販版の『ノイエ・クラッセ』に次世代の「BMW iDrive」を搭載すると発表した。

写真:BMW ヴィジョン・ノイエ・クラッセ


◆車両をデジタル体験空間へと変貌させる次世代BMW iDrive

BMWグループはディスプレイと操作のコンセプトを次世代の車両に導入し、ドライバーと車両とを新しい直感的な対話でつなぐという仕組みを実現させる。この仕組みの次の大きな進歩として、2025年以降にヴィジョン・ノイエ・クラッセの市販モデルへ、次世代BMW iDriveの搭載を予定している。

この次世代BMW iDriveは、車両をデジタル体験空間へと変貌させる、と自負する。BMW Panoramic Vision、新型マルチファンクションステアリングホイール、新型センターディスプレイ、新型3Dヘッドアップディスプレイ、これらをディスプレイと操作系の中心的要素に位置付ける。

今後のBMW iDriveには、2023年に導入された「QuickSelect」コンセプトが引き続き採用される予定だ。ヴィジョン・ノイエ・クラッセの市販モデルのシステムは、高度に統合されたソフトウェアアーキテクチャに基づき、次世代の「BMWオペレーティングシステム」を採用している。「BMWクラウド」による車両のスマートコネクティビティと顧客のデジタルエコシステムが、没入感のあるユーザー体験を作り出す。人と車両の対話を新しい次元へと導き、車内をデジタル体験スペースへと変えるという。

BMW ヴィジョン・ノイエ・クラッセ(IAAモビリティ2023)BMW ヴィジョン・ノイエ・クラッセ(IAAモビリティ2023)

◆フロントガラスの全幅に情報を投影する「BMW Panoramic Vision」

次世代のBMW iDriveでは、タッチ操作と高度な音声対話を中心に、BMWらしいモダンなインテリアデザインを追求する。次世代BMW iDriveは、4つの中心的な要素によって特長づけられる。

新しいBMW Panoramic Visionは、同乗者全員のためのコンテンツを表示する。BMW Panoramic Visionは、新開発のヘッドアップディスプレイ技術に基づき、フロントガラスの全幅にわたりドライバーの最適な高さに情報を投影する。

BMW Panoramic Visionは、アクティブな運転状況に対応する新しいBMW 3Dヘッドアップディスプレイによって補完され、運転支援や交通誘導などの必要な情報をドライバーの視線の先に3Dアニメーションとして表示する。新しいマルチファンクションステアリングホイールでは、「視線は路上に、手はステアリングホイールに」という原則に従って、BMW Panoramic VisionとBMW 3Dヘッドアップディスプレイの表示内容を個別に制御できる。ステアリングホイールのボタンによる操作は、アクティブな触覚フィードバックとマルチレイヤーテクノロジーによって強化されている。

BMW ヴィジョン・ノイエ・クラッセBMW ヴィジョン・ノイエ・クラッセ

◆BMW Panoramic Visionは助手席乗員も操作可能に

次世代のBMW iDriveは、BMWらしいスタイルと直感的なタッチ機能を備えた新しいセンターディスプレイを中心に置く。新しいセンターディスプレイのマトリクスバックライトテクノロジーは、特定の光条件に限られることなく、ディスプレイの高解像度、鮮やかな色彩、強いコントラストを実現するという。

次世代のBMW iDriveでは、ドライバーと助手席乗員のどちらも、BMW Panoramic Visionに表示される情報を操作できる。ドライバーは簡単なジェスチャー操作で、センターディスプレイに表示されているコンテンツをBMW Panoramic Visionに移動させることが可能だ。

アナログ式の操作制御は最小限まで削減した。ユーザー体験は、「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」の音声制御によって、さらに向上している。次世代のBMW iDriveは、BMWブランドの特長のドライバー重視の姿勢に、現代的な解釈をもたらす、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 次期トヨタ『GRスープラ』はハンマーヘッド顔に!? 450ps級ハイブリッドで2027年登場の可能性
  2. 【トヨタ RAV4 新型試乗】おそろしくスムーズなハイブリッド、まさに「至れり尽くせり」…中村孝仁
  3. ホンダ23車種、ガソリンが漏れるおそれ…6月掲載のリコール記事まとめ
  4. 初代ホンダ NSXベースのスーパーカー『Tensei(転生)』、北米販売体制が決定
  5. ヤマハの原付電動スクーター『JOG E』全国発売へ、本体のみなら約16万円で買える
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ETASとエレクトロビット、ADAS向け統合ソフトウェア基盤を発表…人とくるまのテクノロジー展 2026
  2. ボッシュがなぜ「しろくまくん」を買収したのか? “熱とAI”が変える、SDV時代の勝算
  3. BMW工場にヒューマノイド「Figure 03」導入…フィジカルAIで全身協調制御
  4. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
  5. バックミラーは「銀座4丁目」だった…電子ミラー最大手「ジェンテックス」が握る車内センシングの主導権
ランキングをもっと見る