ポルシェ『ボクスターEV』、デュアルスクリーンのコックピットを初スクープ!

ポルシェ 718ボクスターEV プロトタイプ(スクープ写真)
ポルシェ 718ボクスターEV プロトタイプ(スクープ写真)全 14 枚

ポルシェが現在開発を進める『718ボクスターEV』市販型の最新プロトタイプを捉えた。今回はそのコックピットを激写することに成功した。

【画像全14枚】

ポルシェ史上初となるフルエレクトリック(EV)版ボクスターは、これまで多くのプロトタイプを捉えてきたが、内部にせまるのは初。

◆マカンEVと共通のレイアウトか

コックピットには、次期『マカン』と同様のフルデジタルインストルメントクラスターを備える、タッチ式デュアルスクリーンレイアウトを見ることができる。また中央のディスプレイの下には、航空機スタイルの5つのスイッチ、エアコンの通気口、デュアルUSBポートが確認できる。また空調およびシートの加熱/換気機能のコントロールは、タッチセンサー式のボタンと物理的なノブの組み合わせで傾斜したセンターコンソールに配置される。

注目はインストルメントクラスターの表示だ。バッテリー残量53%との表示に対し、残りの航続距離は125km(78マイル)となっている。そのまま計算すれば満充電での航続距離は300kmにも満たないことになるが、これはテストでハードな運転がされたか、あるいはプロトタイプゆえテスト用の小型バッテリーを搭載しているか、と考えるのが正解だろう。

エクステリアにはまだカモフラージュも多く残っておりディテールは不明だが、『タイカン』にインスピレーションを得た最新デザインを備えていることは間違いない。またEV専用モデルのため、サイドエアインテークやエキゾーストパイプは存在せず、よりすっきりとした形状になると予想される。

718ボクスターEVは、2024年登場のマカンと同じくEV専用の「PPE」(プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック)を採用する。基本的にはリアアクスルにシングルモーターを搭載するRWD(後輪駆動)だが、より強力なデュアルモーターによるAWD(全輪駆動)の登場も噂されている。最新のレポートによると、RWDとAWDの両方で異なるバッテリー容量を備えたモデルが提供される可能性があるという。

《APOLLO NEWS SERVICE》

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