【カワサキ Z e-1】「ウォークモード」など、EVならではの機能を搭載[詳細画像]

カワサキ Z e-1
カワサキ Z e-1全 34 枚

川崎重工は9月14日、海外市場向けにカワサキ初の市販電動モーターサイクルを2車種、『Z e-1』と『Ninja e-1』を同時に発表した。それぞれネイキッドタイプの「Z」ファミリーとスポーツタイプの「Ninja」ファミリーに加わる。

【画像全34枚】

どちらも2022年にプロトタイプが発表され、2022年のEICMAモーターサイクルショーで2023年中の発売が予告されていたが、車名が明らかになった。2車種とも現行の内燃機関125ccクラスに相当するが、ミドルクラスに匹敵するシャシーと走行装置を持つ。数々のユーティリティ機能を搭載した、スポーティな走行性能と日常の利便性とを融合させたモデルを標榜する。

◆経験浅いライダーでも毎日の通勤が楽しみに

カワサキ Z e-1カワサキ Z e-1

パワープラントはコンパクトなブラシレス電気モーターを搭載する。定格出力は5.0kW、最大出力は9kWだ。ライダーが選択可能なパワーレベル(走行モード)は「ロード」と「エコ」の設定があり、ライダーに安心感と信頼感を与えるだろう。最大9kWのパワーと加速を一時的に提供する「eブースト」や、歩行ペースで前後に走れる「ウォークモード」など、EVならではの機能が備わる。バッテリーは取り外し可能なリチウムイオン電池パックを2個搭載する。

ライダーの前のメーターは、走行状況、航続可能距離、ブースト機能の有無、ライディングモード(ロード/エコ)などを表示するTFTメーターだ。

Z e-1とNinja e-1はコミューターモデルだが、軽快なハンドリングと同じく軽快な走りのバランスによって、経験浅いライダーでも毎日の通勤が楽しみになるかもしれない。

◆攻撃的かつ未来的なデザイン

カワサキ Z e-1カワサキ Z e-1

Z e-1のデザインでは、スーパーネイキッドの攻撃的なスタイリングと、EVの未来的な表現とのバランスをねらった。内燃機関モデルがエンジンとエキゾーストを強調しているのに対し、Z e-1ではモーターがコンパクトなので軽快なスタイルとなった。またエキゾーストがないので最低地上高が増している。

車体には新しいカラーとグラフィックを採用し、個性的なイメージを演出した。リリースされた写真の車体カラー、メタリックブライトシルバーとメタリックマットライムグリーンは、今後のカワサキEVを象徴するカラーリングだという。

日本市場でカワサキ車を販売するカワサキモータースジャパンでは、Z e-1とNinja e-1の国内導入を準備しているという。発売時期や販売価格、諸元など、決定次第発表される予定だ。

◆主要諸元

カワサキ Z e-1カワサキ Z e-1

寸法
全長:1980mm
全幅:730mm
全高:1035mm
ホイールベース:1370mm
ロードクリアランス:170mm
シート高さ:785mm
乾燥質量(バッテリー含む):135kg

パフォーマンス
定格出力:5.0 kW(6.8PS)/2800rpm
最高出力:9.0 kW(12PS)/2600-4000rpm
最大トルク:40.5 Nm(4.1kgfm)/0-1600rpm
最高速度
ECOモード:64km/h
ECOモード+eブースト:75km/h
ROADモード:88km/h
ROADモード+eブースト:99km/h(リミッター)
電力消費:49Wh/km(WMTC)
航続:72km(WMTC)

モーター
種類:空冷永久磁石埋込型同期モーター

駆動用バッテリー
種類:リチウムイオン電池パック×2個
公称電圧:50.4V
合計公称容量:30Ah×2個
バッテリー総重量:11.5kg×2個
充電時間(0-100%):3.7時間×2個

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 次期トヨタ『GRスープラ』はハンマーヘッド顔に!? 450ps級ハイブリッドで2027年登場の可能性
  2. 【トヨタ RAV4 新型試乗】おそろしくスムーズなハイブリッド、まさに「至れり尽くせり」…中村孝仁
  3. ホンダ23車種、ガソリンが漏れるおそれ…6月掲載のリコール記事まとめ
  4. 初代ホンダ NSXベースのスーパーカー『Tensei(転生)』、北米販売体制が決定
  5. ホンダ23車種・3364台をリコール 低圧燃料ポンプ交換作業に不備
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ETASとエレクトロビット、ADAS向け統合ソフトウェア基盤を発表…人とくるまのテクノロジー展 2026
  2. ボッシュがなぜ「しろくまくん」を買収したのか? “熱とAI”が変える、SDV時代の勝算
  3. BMW工場にヒューマノイド「Figure 03」導入…フィジカルAIで全身協調制御
  4. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
  5. バックミラーは「銀座4丁目」だった…電子ミラー最大手「ジェンテックス」が握る車内センシングの主導権
ランキングをもっと見る