【SUPER GT 第7戦】12番手スタートからau TOM'S GR Supraが大逆転優勝を決めランキングトップに浮上

優勝した#36 au TOM'S GR Supra(坪井翔/宮田莉朋)
優勝した#36 au TOM'S GR Supra(坪井翔/宮田莉朋)全 13 枚

大分県・オートポリスで15日、SUPER GT第7戦 オートポリスGT450kmレースの決勝レースが行われ、12番グリッドからスタートした#36 au TOM'S GR Supra(坪井翔/宮田莉朋)が凄まじい追い上げをみせ優勝。ランキングトップに立った。

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今シーズンも残すところ2戦となり、タイトル争いも終盤を迎えた。約450km、97周で争われる今大会は2度の給油義務が課せられ、1人のドライバーの最大乗車周回数はレース全体の3分の2までと決められている。この規則を守りながらどんなピットストップ作戦を使うかが、勝敗を大きく分ける要因となる。

前日に行われた予選では14ポイント差でランキング4位につける#16 ARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺/大津弘樹)がポールポジションを獲得。#19 WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)が2番手、#39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/中山雄一)が3番手となった。ランキングトップの#3 Niterra MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)は9番手、2ポイント差でランキング2位の#36 au TOM'S GR Supra(坪井翔/宮田莉朋)は12番手、11ポイント差でランキング3位の#23 MOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)は14番手と低迷した。

決勝レースがスタートすると、トップの#16 ARTA MUGEN NSX-GTが逃げ、15周目には2位に36秒もの差をつけてきた。このまま#16 ARTA MUGEN NSX-GT有利でレースが進むかと思われたが、全車が1度目のピットストップを終えた35周目には、後方から追い上げてきたMOTUL AUTECH Zが2位に上がり、トップとの差を約9秒に縮めていた。

この時点で11位を走行していたau TOM'S GR Supraは、38周目に一気に9位に上がり、39周目には8位、41周目に7位と、凄まじい追い上げをみせていた。全車が2度目のピットストップを終えた66周目にはトップと17秒差の6位を走行していたが、71周目にはトップと6秒差の3位まで浮上。この時点でトップは#16 ARTA MUGEN NSX-GT、2位はNiterra MOTUL Zで、タイトル争いをする3台が優勝争いをする形となった。

Niterra MOTUL Zとau TOM'S GR Supraは激しいバトルを繰り返し、ついに77周目にau TOM'S GR Supraが2位に浮上。すると80周目にはトップの#16 ARTA MUGEN NSX-GTに襲いかかった。何周にもわたった優勝争いは、残り11周となる87周目に決着。au TOM'S GR Supraがトップに立つと、そのまま逃げ切り優勝を飾った。

2位は#16 ARTA MUGEN NSX-GT、3位はNiterra MOTUL Zで、ドライバーズチャンピオン争いは坪井翔/宮田莉朋(#36 au TOM'S GR Supra)が69ポイントでトップに浮上。千代勝正/高星明誠(#3 Niterra MOTUL Z)が7ポイント差の2位、16ポイント差の福住仁嶺/大津弘樹(#16 ARTA MUGEN NSX-GT)が3位となり、この3チームのドライバーがチャンピオンの権利を持って最終戦に挑むことになった。

■GT300クラスは埼玉トヨペットGB GR Supraが2連勝でランキングトップを維持

GT300クラスはポールポジションからスタートした#2 muta Racing GR86 GT(堤優威/平良響/加藤寛規)がトップを快走していたが、ランキングトップで4番手スタートの#52埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹/川合孝汰/野中誠太)が後方から迫り、レース序盤はこの2台による激しいトップ争いが繰り広げられた。そして19周目に埼玉トヨペットGB GR Supra GTがトップに浮上。終盤、この2台は再び優勝争いを繰り広げたが順位は変わらず、埼玉トヨペットGB GR Supra GTが2連勝を飾った。

これにより吉田広樹/川合孝汰(#52埼玉トヨペットGB GR Supra GT)は70ポイントを稼ぎ2位に20ポイントの差をつけてランキングトップを維持。今回2位に入った堤優威/平良響(#2 muta Racing GR86 GT)はランキング5位から一気に2位に浮上し、ドライバーズチャンピオン争いはこの2チームのドライバーに絞られた。

2023年シーズン最終戦、そしてチャンピオン決定戦となるSUPER GT第8戦は、11月4日・5日の日程で栃木県・モビリティリゾートもてぎを舞台に開催される。

■SUPER GT第7戦SUGO、GT500クラス決勝結果(トップ10)

1. #36 au TOM'S GR Supra(坪井翔/宮田莉朋)
2. #16 ARTA MUGEN NSX-GT(福住仁嶺/大津弘樹)
3. #3 Niterra MOTUL Z(千代勝正/高星明誠)
4. #38 ZENT CERUMO GR Supra(立川祐路/石浦宏明)
5. #1 MARELLI IMPUL Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)
6. #17 Astemo NSX-GT(塚越広大/松下信治)
7. #37 Deloitte TOM'S GR Supra(笹原右京/ジュリアーノ・アレジ)
8. #14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/山下健太)
9. #100 STANLEY NSX-GT(牧野任祐/木村偉織)
10. #23 MOTUL AUTECH Z(松田次生/ロニー・クインタレッリ)

■SUPER GT第7戦SUGO、GT300クラス決勝結果(トップ10)

1. #52埼玉トヨペットGB GR Supra GT(吉田広樹/川合孝汰/野中誠太)
2. #2 muta Racing GR86 GT(堤優威/平良響/加藤寛規)
3. #31 apr LC500h GT(嵯峨宏紀/小高一斗/根本悠生)
4. #61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)
5. #56リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R(JP・デ・オリベイラ/名取鉄平)
6. #4グッドスマイル 初音ミクAMG(谷口信輝/片岡龍也)
7. #88 JLOCランボルギーニGT3(小暮卓史/元嶋佑弥)
8. #7 Studie BMW M4(荒聖治/ブルーノ・スペングラー)
9. #11 GAINER TANAX GT-R(富田竜一郎/石川京侍/塩津佑介)
10. #10 PONOS GAINER GT-R(安田裕信/大草りき)

《藤木充啓》

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