CEATEC 2023 開幕---海外勢195社含む684社が出展、先端AI・環境技術など披露[新聞ウォッチ]

CEATEC 2023
CEATEC 2023全 2 枚

電子情報技術産業協会(JEITA)が主催する先端技術の見本市「CEATEC(シーテック)2023」が10月17日から4日間、千葉市美浜区の幕張メッセで開かれる。

開幕に先立ち報道陣向けの事前公開があり、きょうの各紙にも、「AI 仕事も癒しも、豆腐つかむアーム人手不足補う」(朝日)や「『次世代』ロボ、スマホで操作」(産経)、「先端AI・環境技術競う」(日経)などのタイトルで、今回の見所などを取り上げている。

◆出展企業・団体は計684社

それによると、今回のキーワードは「次世代」。脱炭素や人手不足といった喫緊の社会課題に対応し、生成AI(人工知能)を活用したサービスや環境技術などを披露。出展企業・団体は計684社で、うち海外勢は計195社。スタートアップ(新興企業)や研究機関も計153社が出展し、4日間の来場者は約10万人を見込んでいるという。

このうち、日立製作所のブースでは鉄道車両の内部をメタバース(仮想空間)映像で再現し、生成AIが指示を出す訓練システムとして展示。車両運行に関連するサービスや保守点検などの訓練を受けることができるという。

また、パナソニックホールディングス(HD)は5年ぶりに出展。電気自動車(EV)向け電池や電子部品など、約60個の自動車部品を紹介する自動車の模型を展示している。

◆海外への発信力が弱い

ただ、きょうの日経によると、「米国のテクノロジーの見本市『CES』などに比べ、海外への発信力が弱い」(シーテック主催者)といった課題も残る」とも伝えており、国内最大級の先端ITの展示会も大きな曲がり角に差し掛かっているようだ。

2023年10月17日付

●石油危機50年、中東緊迫化原油高止まり(読売・9面)

●ハイエース初EV試作車、トヨタ車体(読売・9面)

●認定中古車販売、ホンダ、ネットで、検索サイト刷新(読売・9面)

●岸田内閣支持最低29%、本社世論調査、不支持上昇60%(朝日・1面)

●東証一時700円超安(朝日・9面)

●「車と接触」の危険、自転車の36%経験、警察庁調査(朝日・29面)

●ライズHV受注トヨタ取り消し、ダイハツ調査長期化(毎日・7面)

●「次世代」ロボ、スマホで操作、シーテックきょう開幕、環境貢献前面、パナ5年ぶり出展(産経・10面)

●調布外環道トンネル付近のサイクリング道、道路に穴無断で補修、東日本高速「隠蔽体質」住民不信(東京・1面)

●Opinion、中国はおいしい車市場か(日経・7面)

●デンソー、EV投資始動、問われる1兆円の使い道(日経・16面)

《福田俊之》

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