タイヤ仕様をカスタマイズ、ブリヂストンがジャパンモビリティショー2023で『ENLITEN』を訴求へ

ブリヂストンブースイメージ(場所:東2ホールE2201)
ブリヂストンブースイメージ(場所:東2ホールE2201)全 4 枚

ブリヂストンは、10月25日から11月5日に東京ビッグサイトで開催される『ジャパンモビリティショー2023』に出展する。

今回のモビリティショーでは、「ブリヂストンが新しい生活や未来に向け、人とモノの移動を支える」をコンセプトに、社会課題などに取り組むソリューション事業や、様々なパートナーとの共創活動、技術イノベーションについて紹介。国際宇宙探査ミッションでの使用に向けた月面探査車用タイヤのプロトタイプや、走行中に道路からワイヤレスでEVに給電するシステムに対応したコンセプトタイヤなどが展示される。

さらに、佐藤琢磨選手をはじめとしたトップドライバーや著名人など多くのゲストを招き、トークショーやステージイベントを実施予定。また、ドライビングシミュレーターを使い、プロドライバーから直接指導を受けながら気軽にモータースポーツのドライビング技術の向上を目指すことができるeモータースポーツの体験型プログラム「ブリヂストン イーモータースポーツ インスティテュート」の体験コーナーも設置される。

◆商品設計基盤技術『ENLITEN』

技術イノベーションとして紹介されるのは、商品設計基盤技術『ENLITEN』。カーボンニュートラルなモビリティ社会を足元から支えるENLITENは、従来のタイヤ性能を向上させた上で、タイヤに求められる多様な性能をユーザーやモビリティごとにカスタマイズする商品設計基盤技術。すでに北米向けタイヤ「TURANZA EV」と欧州向けタイヤ「TURANZA 6」には搭載され、耐摩耗性能の大幅な向上などが確認されている。

ENLITEN技術搭載タイヤは、世界最高峰のソーラーカーレース「2023ブリヂストン・ワールドソーラーチャレンジ」でブリヂストンにとって原点であるモータースポーツに初投入。太陽光による限られた電力で約3000kmの長距離を走り切るという過酷な条件の中で、極限への挑戦が行われる。ブリヂストンブースでは、このタイヤを装着したソーラーカーの展示が予定される。

《神林崇亮》

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