電気自動車(EV)の普及で雇用の転換期を迎える自動車業界! 自動車部品の製造業界はEV普及による影響を受けつつも、新市場の開拓や技術開発による対策を進めている状況が明らかになった。
新規事業創出支援サービスを提供するテクノポートは、自動車部品の製造を行なう企業の経営者・役員・経営企画103名を対象に、自動車製造業のEV普及に関する意識調査を実施した。
調査結果によると、8割以上が「今後、電気自動車の普及がさらに進む」と予想している。また、取引先から「電気自動車の部品製造への対応を迫られている」との声が上がっており、その比率は約8割に上っている。
いっぽうで、6割以上の回答者が「EV普及により10年後、現在の売上を維持できなくなる」との懸念を示している。同様に、「10年後、現在の雇用状態を維持できなくなる」との見解も6割以上から寄せられている。