超希少車、ケーニグセグ レゲーラに採用されたビーウィズのハイエンドスピーカー「コンフィデンス ゼン」…ジャパンモビリティショー2023

ビーウィズ…ジャパンモビリティショー2023
ビーウィズ…ジャパンモビリティショー2023全 8 枚

ジャパンモビリティショー2023でスーパーカー協会による展示がズラリと並ぶ南館。その一角にカーオーディオメーカーのビーウィズが出展しスーパーカーに自社のオーディオを組み込んで展示した。

ビーウィズは先頃発売した『confidence ZEN(コンフィデンス ゼン)』をはじめとしたハイエンドスピーカー群やパワーアンプ、DSPなどをラインアップする総合カーオーディオメーカーだ。そんなビーウィズがジャパンモビリティショー2023で大アピールしたのが、同社のスピーカー開発の集大成となるフラッグシップモデルである「コンフィデンス ゼン」だ。そんなハイエンドなスピーカーの展示にさらなる強烈なインパクトを与えたのが、スウェーデンのケーニグセグ・オートモーティブ社製のスーパーカーであるケーニグセグレゲーラ』。同社の日本国内向けのオプションパーツとしてビーウィズのコンフィデンス ゼンが採用されたのだ。

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そこでショーブースではコンフィデンス ゼンを実際に取り付けたケーニグセグ・レゲーラを展示、ハイエンドスピーカーとスーパーカーのコラボを見学できる出展とした。ケーニグセグ・レゲーラについて少し説明しておくと日本での販売は数台という超希少なスーパーモデルであり、最高出力は1500ps以上、最大トルクは204kgmという大パワーを持つモデル。0→400m加速で28.81秒を誇る世界記録を樹立したド級のスポーツマシンでもある。随所にカーボンパーツを配した内外装も超絶マシンならではの仕上がりとなった。

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そんなケーニグセグ・レゲーラにオプション設定されたのがビーウィズのフラッグシップスピーカーであるコンフィデンス ゼンだ。取り付けはガルウイングとなる同車のドアに13cmミッドウーファーであるZEN130、ダッシュに5cmワイドレンジツイーターであるZEN50をインストールするというもの。いずれも純正位置にスマートに納まりスーパーカーの純正内装イメージを崩していない。

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ではあらためてコンフィデンス ゼンについて紹介しておこう。ビーウィズが2002年に完成させた同社の1号製品である「Confidence」以来のスピーカー開発のテクノロジーを凝縮して作り上げたのがこのモデルだ。黄銅の無垢材を使ったフレームが象徴的なこのモデル、ユニットとしての高級感は圧倒的だ。しかし真の価値は音にある。5cmワイドレンジツイーター、13cmミッドウーファー、18cmサブウーファーの3ウェイとなる同スピーカー、すべてのスピーカーの振動板を共通化して音色を統一するのは同社のこれまでからの思想。振動板には世界一強い繊維として知られる日本生まれのハイテク繊維である「ZYLON」と音響専用カーボン繊維を組み合わせたゴールドウィーブ・ダイヤフラムを採用。さらに5cmワイドレンジツイーターには駆動軸をオフセットさせて指向特性制御の可能性を高めた同社伝統のPPC(ポーラパターンコントロール)コーンを採用する。そのサウンドは音源の持つ細部までを徹底的に再現する驚異的な情報量と解像度を持つ。しかも同時に温かみや柔らかさを兼ね備えたサウンドを特徴とするのが同スピーカーの特徴だ。

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またブースでは同社のADVANS調音シートを使った走行音静粛化プログラムである「調音施工」をビデオを使って説明するコーナーも設けられ、その場で施工の予約オーダーが可能なシステムとした。オーディオ好きのみならず車内を静かで快適にしたいというユーザーにはロードノイズを抑制するこのプログラムは魅力的だ。

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さらに純正交換型プレミアムスピーカーキットである「BEWITH Platinum Voice」(ビーウィズ プラチナボイス)の紹介も実施。メルセデスベンツ専用、BMW専用、MINI専用、プジョー/シトロエン専用をはじめとしたラインアップを紹介。今後もますます車種ラインアップを増やしていく予定だという。各車に向けて作られた高品質な専用スピーカーが加工を必要としないスマートな取り付けでありながら高音質化が可能なことをアピールする。

超ハイエンドスピーカーとスーパーカーのコラボという他では見られない組み合わせを見ることができるビーウィズブース。同社のフラッグシップスピーカーであるコンフィデンス ゼンを体感できるブースはオーディオ好きにはたまらない空間になった。

《土田康弘》

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