「カーアクセサリー」の枠を超えた本格機、「車載用Android端末」と「TPMS」を紹介!【特選カーアクセサリー名鑑】

Kashimura・Smart Car Player(KD-255)
Kashimura・Smart Car Player(KD-255)全 4 枚

車内外で便利に使える、気の利いた「カーアクセサリー」を厳選して紹介している当コーナー。今回は少々趣向を変えて、「カーアクセサリー」ブランドが放つ本格カーエレクトロニクスアイテムを2つ紹介する。それぞれの利点を、詳細にリポートしていく。

さて、今回取り上げるのは、カーアクセサリーを多彩に展開している「Kashimura(カシムラ)」からこの秋にリリースされる新作だ。その1つ目はこちら、『Smart Car Player(KD-255)』(価格:オープン、実勢価格:2万7280円前後)だ。

当機はいわゆる「車載用Android端末」だ。Apple CarPlayとandroidautoに対応したメインユニット(以下、CarPlay対応機)にて使用する専用ツールだ。なお昨今は、類似した製品が多々出ている。というのも、CarPlay対応機には弱点があるからだ。しかし当機のような「車載用Android端末」を使うと、その弱点を消せる。

Kashimura・Smart Car Player(KD-255)Kashimura・Smart Car Player(KD-255)

それがどういうことなのかは、以下のとおりだ。まずCarPlay対応機では、スマホアプリを便利に使える。スマホを接続すれば対応アプリの表示を車載ディスプレイに映し出せて、操作も車載ディスプレイにて行える。しかし、動画系アプリには非対応だ。でも「車載用Android端末」を使うと、これに格納されている動画系アプリもCarPlay対応機にて楽しめるようになるのだ。

で、当機は、機能が比較的にシンプルであるがゆえに価格が手頃だ。しかし基本性能はばっちり。なおCarPlay機はUSB端子がタイプAである場合とタイプCである場合とがあるので、当機では両方に対応可能なケーブルも付属する。

Kashimura・車用空気圧センサー(KD-258)Kashimura・車用空気圧センサー(KD-258)

そしてもう1つの本格カーエレアイテムとはこちら、『車用空気圧センサー(KD-258)』(価格:オープン、実勢価格:1万980円)だ。これはつまり、「TPMS」だ。「TPMS」とは「Tire Pressure Monitoring System(タイヤ・プレッシャー・モニタリング・システム)」の略称で、タイヤの空気圧や温度をリアルタイムで監視できるというアイテムだ。

ちなみに高速道路でのJAFのロードサービスの出動理由の中でもっとも多いのはズバリ、「タイヤのトラブル」だ。多くのドライバーがタイヤの空気圧をまめにチェックしているはずだが、タイヤのトラブルは突発的にやってきがちだ。しかし「TPMS」を導入すれば、異変に早く気がつける。

Kashimura・車用空気圧センサー(KD-258)Kashimura・車用空気圧センサー(KD-258)

で当機は、比較的に導入のハードルが低い。価格がこなれていて、装着もしやすい。また、走行時のセンサーキャップの紛失を防ぐ専用ナットや、ダッシュボードもしくはディスプレイオーディオの背面に取り付けられる角度調節付台座も付属する。使いやすさにも配慮が行き届いている。気軽に使える「TPMS」を探していたのなら、当品のチェックもぜひに。

今回は以上だ。次回以降もアイデアが光る「カーアクセサリー」を紹介していく。お楽しみに(記事中の価格はすべて税込。実勢価格は編集部調べ)。

《太田祥三》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. 2031馬力をMTで操る!? 世界に1台のハイパーカー『ヴェノムF5』が爆誕
  4. クラッチ操作不要のホンダ「Eクラッチ」がレブルに搭載! SNSでは「運転マジ楽しい」「マジ助けられた」など高評価の声
  5. 「スラントノーズ」のポルシェ911が現代風に蘇る…1000馬力の「プロジェクトF-26」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る