メルセデスベンツ『Gクラス』のEV、2024年デビューへ…4モーター搭載か

メルセデスベンツ・コンセプト EQG
メルセデスベンツ・コンセプト EQG全 10 枚

メルセデスベンツは、優れたオフロード性能を備えたSUV『Gクラス』(Mercedes-Benz G-Class)のEVを2024年に発表する。

メルセデスベンツは、『コンセプトEQG』を発表済み。GクラスのEVは、その市販バージョンになる。車名に関しては、『EQG』が有力だ。

コンセプトEQGではデザインだけでなく、メカニズムもGクラスらしく、妥協のないオフロード車を目指した。頑丈なラダーフレームをベースにする。シャシーの設計は、Gクラスと同様、オフロードへの対応が重視された。フロントアクスルに独立懸架、リアにリジッドアクスルを採用しており、電動パワートレインを搭載するために、新開発された。

各車輪の近くに、4つの電気モーターが配置され、個別に制御できるため、オンロードとオフロードの両方で独自の走行特性を発揮する。コンセプトEQGのオフロードリダクションは、2速ギアボックスによって作動し、Gクラスならではのオフロード性能を満たすという。

電動パワートレインの設計上の利点も、オフロードで生かされる。ラダーフレームに内蔵されたバッテリーにより、低重心を実現する。電気モーターは稼働時から実質的に最大トルクを発生するため、コンセプトEQGは、大きな牽引力とコントロール性を備える。これは、急な斜面などの地形で有利なことが証明されている、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. 新型ダイハツ『ムーヴ』用エントリー車高調が早くも登場! タナベ「サステックプロCR」
  5. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る