ホンダ CR-V の兄弟車『ブリーズ』、1900km以上走れるPHEV出展へ…広州モーターショー2023

ホンダ・ブリーズ 新型
ホンダ・ブリーズ 新型全 10 枚

ホンダと広州汽車の中国合弁の広汽ホンダは、11月17日に中国で開幕する広州モーターショー2023に、SUV『ブリーズ』のプラグインハイブリッド車(PHEV)、「ブリーズe:PHEV」を出展する。『CR-V』の兄弟車だ。

ホンダは中国において、東風汽車との合弁の東風ホンダ、広州汽車との合弁の広汽ホンダの2社を展開している。東風ホンダには、CR-Vを投入。一方の広汽ホンダには、CR-Vと兄弟関係にあるブリーズを投入している。

2022年12月に中国で発表された新型ブリーズは、2世代目モデルだ。新型CR-Vと異なるフロントマスクが特長になる。新型ブリーズのフロントは、アッパーグリルを小さく、バンパー側のロワグリルを大きくし、専用デザインのLEDヘッドライトを採用する。リアは、テールゲートやテールランプの形状が、新型CR-Vとは異なっている。

新型ブリーズのボディサイズは、全長4716mm、全幅1866mm、全高1691mm。新型では、初めて3列シート仕様を設定した。2列シートの5名乗りバージョンと3列シートの7名乗りバージョンを用意することにより、若いファミリーユーザーに快適な空間を提供するという。

パワートレインは、ガソリン仕様に加えて、新世代のハイブリッドとPHEVバージョンも設定される。中でも、ブリーズe:PHEVは、広汽ホンダが電動化を進め、より多くのユーザーに静かでインテリジェントな電動走行体験をもたらすための戦略モデルになる。ブリーズe:PHEVには、ホンダの第4世代のPHEVシステム「i-MMD」を搭載する。中国で開催された燃費チャレンジにおいて、燃料満タンで1936.1kmを走破したという。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 新型『ムーヴ』『ステラ』のコーナリング性能を向上、ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」シリーズ
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る