トヨタ カムリ 新型にスポーティハイブリッド「XSE」を設定…ロサンゼルスモーターショー2023で発表

トヨタ・カムリ 新型の「XSE」(ロサンゼルスモーターショー2023)
トヨタ・カムリ 新型の「XSE」(ロサンゼルスモーターショー2023)全 10 枚

トヨタ自動車の米国部門は11月16日、ミドルセダンの『カムリ』(Toyota Camry)新型のスポーティグレード「XSE」を、ロサンゼルスモーターショー2023で初公開した。

11代目となる新型カムリに米国で用意されるスポーティグレードがXSEだ。開口部をハニカムパターンとした専用フロントバンパー、フロントサイドのカナード、リアディフューザーを採用した。リアには、デュアルチップエキゾーストとトランクスポイラーを装備する。フロントグリルとトランクガーニッシュをブラックで統一し、スポーティなスタイルを強調した。19インチのマルチスポークブラック&スモークグレー仕上げのアルミホイールが標準だ。

XSEでは専用のツートーンカラーとして、オーシャンジェム、ウインドチルパール、ヘビーメタル、スーパーソニックレッドの4種類のボディ色に、ミッドナイトブラックメタリック塗装のルーフを組み合わせることができる。

ドアトリムとシートに「シューティングブレード」パターンのパーフォレーションが施されたレザー内装を標準装備する。ブラックにブルーのライン入りパーフォレーションと、コックピットレッドの2色から選択できる。アルミ製スポーツペダルやパドルシフト付き本革巻きステアリングホイールを標準装備している。ドライバー正面には、12.3インチのフルデジタルメーターを装備した。ダッシュボード中央のディスプレイも12.3インチ。10インチのヘッドアップディスプレイをオプションで用意している。

新型カムリのパワートレインは、全車がハイブリッドになる。最新の第5世代のハイブリッドシステムは、2.5リットル直列4気筒ガソリンエンジンにモーター、リチウムイオンバッテリーを組み合わせた。駆動方式はFFと電動オンデマンド4WDのAWDを設定した。走行モードは4種類で、エコ、ノーマル、スポーツ、EVが切り替えられる。

ハイブリッドシステム全体のパワーは、従来モデルに対して引き上げられており、FFが225hp、AWDが232hpとなる。AWDのパワーは、従来型に対して、30hp以上引き上げられている。

《森脇稔》

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