メルセデスAMG GT 新型、476馬力の「55」も設定…2024年前半米国発売へ

メルセデスAMG GT 新型
メルセデスAMG GT 新型全 20 枚

メルセデスベンツは2024年前半、高性能2ドアクーペのメルセデスAMGGT』(Mercedes-AMG GT)新型を米国市場で発売する。「63」だけでなく「55」もラインナップされている。

新型メルセデスAMG GTには、「63 4MATIC+クーペ」だけでなく、「55 4MATIC+クーペ」グレードが設定される。4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンは、最大出力476ps、最大トルク71.4kgmを引き出す。トランスミッションは9速の「AMGスピードシフトMCT 9G」、駆動方式は4WDの「4MATIC+」のAMGパフォーマンス仕様だ。0~100km/h加速3.9秒、最高速295km/hの性能を可能にしている。

走行モードは6種類だ。「Slippery」では、パワーを抑えトルクカーブをフラットに保つことで、滑りやすい路面や凍結路面に対応するモードだ。滑らかなギアチャンジを行い、シフトアップタイミングを早めることにより、安定性重視の走りを追求する。

「Comfort」は、快適かつ低燃費の走りをサポートするモードだ。シフトアップのタイミングを早め、サスペンションとステアリングの設定では快適性を重視する。ECO スタートストップ機能も作動する。「Sport」は、スポーティな特性を持つモードだ。ドライバーのアクセル操作に対してより俊敏に反応。シフト時間が短くなり、シフトダウンのタイミングが早まる。さらに、ブリッピング機能により、エモーショナルなギアシフトを行う。サスペンションとステアリングも、よりダイナミックな設定になる。

「Sport+」は、非常にスポーティな設定だ。スロットルレスポンスがさらに鋭くなり、シフトダウン時のブリッピング機能のエンジンサウンドが強調される。シフトアップ時にはシリンダー抑制による目的に沿ったトルクコントロールによって、シフト時間が最適化される。また、アイドリングの回転数を高め、より速やかな発進が可能に。サスペンション、ステアリング、パワートレインはいっそうダイナミックな設定になる。「Individual」は、個々のパラメーターをユーザーの好みに応じて選択・保存できるモード。「Race」はサーキットでの走行に適したモードになる。

《森脇稔》

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