BMW『M4クーペ』大幅改良で620馬力に!? 4年ぶり進化の行く末は

BMW M4クーペ 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)
BMW M4クーペ 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)全 13 枚

BMWは現在、高性能スポーツクーペ『M4クーペ』改良新型の開発に着手しているが、その最新情報を入手した。2代目となる現行型M4クーペは2020年に登場しており、約4年ぶりのフェイスリフトを迎えることになる。

◆コンペティションは620馬力に!?

市街地で捉えたプロトタイプは、フロントエンドのカモフラージュもかなり削ぎ落とされ、ディテールが見えている。そのフロントエンドには、ブーメラン型のLEDデイタイムランニングライトを備えた新ヘッドライトを装備、巨大キドニーグリルもそのままだ。グリル下部の両サイドにはハニカムメッシュのエアインテーク、コーナーにスリムなエアカーテンが配置されているほか、よりアグレッシブなスプリッターが装備されていることがわかる。

BMW M4クーペ 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)BMW M4クーペ 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)

リアエンドには、派手なウイングなどはないものの、アグレッシブなディフューザー、円形のクワッドエキゾーストパイプがMモデルであることを主張している。LEDテールライトは偽装レンズで覆われているが、内部グラフィックが新設計されるはずだ。

キャビン内はベースモデルの『4シリーズ』のアップデートを反映し、12.3インチのデジタルインストルメントクラスターと、14.9インチのインフォテインメントシステムで構成される曲面ディスプレイを装備、最新のオペレーティングシステムにアップグレードされる可能性が高い。

最大の注目はそのスペックだろう。現行型では3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンを搭載、8速オートマチックトランスミッションと標準の全輪駆動システムが組み合わされ、最高出力480ps、最大トルク550Nmを発揮する。またより高性能な「コンペティション」では、2ペダル8段ステップトロニックを採用し、同エンジンから最高出力510ps、最大トルク650Nmを発揮する。

これまで、コンペティションの最高出力が525psに向上すると予想されていたが、最新情報によると一気に620psまで高められる可能性があるという。そうなれば、ベースとなるM4クーペの出力向上も期待できる。

M4改良新型のワールドプレミアは、2024年前半と予想される。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 洗車機=傷が付くはもう古い! 最新洗車機の凄さとプラスアルファの洗車法
  2. トヨタがインドで新型SUV『アーバンクルーザー・タイザー』を発表…Aセグメント再参入[詳細写真]
  3. メルセデスAMG『E53』新型、612馬力の電動セダンに…欧州受注開始
  4. 【ヤマハ XSR900GP】開発者が語る「ただの80年代オマージュやレプリカを作ったわけじゃない」
  5. 夜行高速バス「ドリーム号」、深夜の乗務引継ぎを見学する
  6. 3万ドルなら大人気確定!? テスラの新型コンパクトEVは『モデル2』か否か?
  7. フォルクスワーゲン『ゴルフ』改良新型はよりシャープな表情に[詳細画像]
  8. AC コブラGTロードスター…過去と現代が織りなすデザイン[詳細画像]
  9. [音響機材・チョイスの勘どころ]サブウーファーの小型・薄型モデルでは、振動板サイズとボディの堅牢さを要チェック!
  10. カヤバが解説するサスペンションの全貌
ランキングをもっと見る