日産自動車、ルノーから自己株式を取得し消却へ…約1200億円

新たなアライアンスの発表(2月6日)
新たなアライアンスの発表(2月6日)全 1 枚

日産自動車は12月12日、取締役会を開催し、自己株式の取得とその全数消却を決議した。この決定は、新たなアライアンス協定に従い、ルノーグループが信託会社に信託した日産自動車株式の一部売却を受けたものだ。

◆取得価額は1199億5350万円

日産自動車は、財務戦略やフリーキャッシュフローの状況、新たなアライアンス契約に基づく優先的地位を総合的に勘案し、自己株式の取得を行なうこととした。また、資本効率を改善するため、取得した自己株式は全数消却する。これにより純資産が減少し、一株当たりの利益(EPS)が増加することで、株価純資産倍率(PBR)の改善が期待される。

取得対象となるのは日産自動車の普通株式で、取得総数は2億1100万株、取得価額は1199億5350万円である。取得日は12月13日で、取得方法は東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による買付けとなる。


《レスポンス編集部》

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. コメリが洗車グッズの新商品を発売、撥水力2倍のカーワックススプレーなど4アイテム
  3. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  4. 背もたれに貼り付いた子どもたちの頭髪に…学術集会で議論された「ジュニアシートの適正使用」【岩貞るみこの人道車医】
  5. 『ジムニー/ジムニーシエラ』のコックピットをかっこよく進化! 簡単取付けのデジタルメーターが新発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る