メルセデスベンツが自動運転「レベル3」の認可取得…中国北京当局から

メルセデスベンツ Sクラス の「DRIVE PILOT」装着車
メルセデスベンツ Sクラス の「DRIVE PILOT」装着車全 3 枚

メルセデスベンツ(Mercedes-Benz)は12月18日、自動運転「レベル3」の高速道路走行試験の認可を、中国北京当局から取得した、と発表した。当局からこの認可を受けた最初の自動車メーカーのひとつ、としている。

メルセデスベンツは、安全第一の原則を守りながら、北京の指定された高速道路で、条件付き自動運転システムの試験を開始する。メルセデスベンツは、中国向けレベル3システムの開発において、関係当局と協力し、中国の顧客に安全で信頼性の高い自動運転体験を提供することを目指すという。

レベル3システムの「DRIVE PILOT」は、ドライビングアシスタンスパッケージのセンサー技術をベースに、メルセデスベンツが安全な条件付き自動運転に不可欠と考えるセンサーを追加したものだ。これには、LiDARセンサー、フロントウィンドウのアドバンストステレオカメラ、リアウィンドウのマルチパーパスカメラ、緊急車両からのブルーライトやその他の特別な信号を検知するためのマイク、フロントホイールハウスの水分センサーなどが含まれる。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  2. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
  3. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  4. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  5. 次世代バイオディーゼル、2050年カーボンニュートラルへ…期待される理由とは?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る