フォルクスワーゲン、アウディ、ポルシェは12月19日、北米で販売するEVに2025年から、テスラ方式の北米充電規格「NACS」を採用すると発表した。
これにより、「コンバインド・チャージング・システム（CCS）」充電ポートを備えたEVの顧客が、テスラの急速充電ネットワークの「スーパーチャージャー」にアクセスできるようになる。充電プロバイダーの選択肢を、大幅に広げることができるという。
フォルクスワーゲン、アウディ、ポルシェの各ブランドは、既存EV向けアダプターを用意することを検討している。これにより、顧客の充電ポイントが、1万5000基以上のスーパーチャージャーにも拡大される。フォルクスワーゲングループ独自の充電ネットワークの「Electrify America」と「Electrify Canada」が現在運営している3800基以上のDC急速充電ステーションに、テスラのスーパーチャージャーが追加される形となる。
