ルノー カングー、仏モブージュ生産の400万台目をフランス郵便事業者に贈呈

モブージュ工場がカングーの生産400万台を達成
モブージュ工場がカングーの生産400万台を達成全 5 枚

1997年の生産開始以降、モブージュで生産された400万台目のルノーカングー』の鍵が、フランスの郵便事業者ラ・ポストに贈呈された(12月14日)。

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1997年にフランスのモブージュ工場で生産が始まったルノー カングーは、個性的で実用的なデザインと革新的なサイドスライドドアを備え、レジャー アクティビティ車の新たなセグメントを作り出した。その後25年間で、世界50か国で440万台以上を販売し、そのうち400万台がモブージュ工場で生産された。また、アルゼンチンでも南米市場向けに25年間生産されている。

ルノー カングーは、このセグメントで最も売れている電気自動車でもあり、2011年以降ヨーロッパで10万台以上が販売されている。カングーのモデルバリエーションは長年にわたり拡大し、幅広い顧客がその魅力を知るところとなった。家族で乗る車としても、旅客輸送にも最適で、独立式のシートと広い室内空間によって、とても快適な乗り心地をもたらす。

ラ・ポストは、ルノーの歴史的な顧客のひとつで、1世紀以上にわたりフランスの郵便局は、フランス国内の郵便配達にルノーの小型商用車を使用してきた。ラ・ポストは、1904年から電気自動車を使用し、現在ではルノーの100%電動LCVの開発と普及のための重要なパートナーであり、電気自動車をフリートとして活用する世界的なリーダーとなったという。

フランスで郵便車のルノー カングーに使用された歴史的な黄色のボディカラーは、カングーの代名詞として日本のファンに人気だ。2015年には「ラ・ポスト」というモデルが150台限定で販売された。

ルノーLCV部門上級副社長 ハインツ・ユルゲン・レーヴは、「ルノー ブランドの長年の顧客であるラ・ポストに、モブージュ工場で生産された400万台目のルノー カングーの鍵を贈呈できたことは大変光栄であり、両社の協力関係が100年以上も前に始まったとお伝えできるのは、大きな誇りだ。」と述べた。

《レスポンス編集部》

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