ベトナムの電動車メーカー、ビンファストが新型ピックアップトラックを発表…CES 2024

ビンファスト・ワイルド(CES 2024)
ビンファスト・ワイルド(CES 2024)全 6 枚

CES 2024にて、ベトナムを代表する電動車メーカーであるビンファストが、新型電動車コンセプト『ワイルド』を発表した。ビンファストが初めて挑戦するピックアップトラックだ。

【画像全6枚】

ワイルドはビンファストが将来製品ラインを拡大するという宣言だ。合わせて、スマートで安全、そしてエキサイティングな電動車を人々に提供することで、持続可能な移動手段の展開を推進するという、ビンファストのコミットメントを象徴している。

ワイルドは、新世代の消費者が求める革新性とエコフレンドリーさとを兼ね備え、高性能を持つピックアップトラックを創造する取り組みだ。全長5324mm、幅1997mmという寸法は中型ピックアップカテゴリーに位置づけられる。

この最大寸法でありながら、荷台のサイズは柔軟に変更できる仕組みだ。電動折りたたみ式のミッドゲートを開け、後部座席を自動的に折りたたむことで、ベッド長は1.5mから2.4mに拡張する。これでワイルドはセグメントで最大のベッドを装備することになる。

ワイルドのコンセプトは、ビンファストとオーストラリアのデザインスタジオGomitivが共同で、8000時間以上の時間をかけて開発した。風の中でスーパーヒーローのマントが流れる動きに触発された「Fluid Dynamism」がデザインのモチーフだ。

車名の「ワイルド」は「自然の力」を表し、ブランドの境界を超えて冒険するというビンファストの意志を表現している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  4. 日産、新型SUV『カイト』予告…ブラジルで生産し世界20か国以上に輸出へ
  5. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る