セグウェイ、オフロードも走れる電動アシスト自転車『ザファリ』発表…CES 2024

セグウェイの電動アシスト自転車『ザファリ』(CES 2024)
セグウェイの電動アシスト自転車『ザファリ』(CES 2024)全 5 枚

セグウェイ・ナインボット(以下、セグウェイ)は1月9日、オフロードも走れる電動アシスト自転車、セグウェイ『ザファリ』をCES 2024で初公開した。2024年後半の発売を予定している。

ザファリは、「アーバン・アウトドア・エクスプローラー」をコンセプトに掲げる。オフロード性能の新たな基準を打ち立てるために開発されたザファリは、過酷な地形に挑むために設計され、優れた乗り心地も追求する。強化されたインテリジェントパワー調整システムは、乗り手の状態や環境にリアルタイムかつダイナミックに反応し、ライダーをサポートする。オールテレーンタイヤとサスペンションシステムにより、SUVのような快適性と多用途性を実現した、と自負する。

ザファリには、一体成型グラビティフレームを採用した。サスペンションは、フロントが80mm、リアが70mmで、26インチのオールテレーンタイヤを組み合わせる。モーターは最大出力750W、最大トルク80Nmを発生。高エネルギー密度バッテリーは、蓄電容量が913whで、航続の30%延長を可能にしている。充電に関しては、1kWhを約4時間で充電できる「ターボチャージングスーパーチャージャー」が利用できる。

ザファリは、道路状況やユーザーの意思に基づいて、出力を調整したり、ヘッドライトを点灯または消灯したり、ロックやアンロックしたりなど、さまざまなアクションをインテリジェントに実行する。スマートフォンの健康アプリや車両ネットワーキングプラットフォームと接続することが可能。走行距離、速度、消費カロリーなどをリアルタイムで追跡するデータモニタリングシステムを搭載する。

盗難防止の面では、隠された後輪ハブロック、モバイルアラームを作動させるエアロックAC、GPS機能、位置情報ベースのアラームシステムを採用している。

オールインワンのスマートコックピットでは、各種アプリ、電子スピーカー、センサー式ヘッドライト、音楽再生、ナビゲーションシステムをカラーディスプレイに組み込んだ。無段階のパワーアシスト設定も可能にしている。

《森脇稔》

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