プジョー 408 のEV、『e-408』が年内にデビューへ

プジョー 408 現行型(参考)
プジョー 408 現行型(参考)全 5 枚

プジョーは1月30日、ミドルクラスモデルの「408」シリーズに2024年、EVバージョンの『e-408』(Peugeot e-408)を設定すると発表した。

現行408は3世代目モデルで、従来型のセダンからSUVの特長にダイナミックなファストバックを組み合わせたスタイルに生まれ変わった。プジョーの新しいデザイン言語を反映させたフロントマスクには、ボディ同色グリルに新しいプジョーエンブレムが配されている。

欧州向けの408のパワートレインには現在、電動モデルとして、最大出力180hpと225hpの2 種類のプラグインハイブリッド(PHEV)が用意されている。プジョーブランドは電動化において、「Power of Choice」戦略を掲げている。この戦略を反映して、408には2種類のPHEVをラインナップした。トランスミッションは8速ATの「EAT8」。バッテリーは、蓄電容量12.4kWhとした。

2種類のPHEVモデルは、駆動方式がFF。「HYBRID 180 e」は、「PureTech」ガソリンエンジンが最大出力150hpを発生する。モーターは最大出力110hpを引き出す。PHEVシステム全体で180hpのパワーを引き出す。「HYBRID 225 e」は、1.6リットル直列4気筒ガソリンターボPureTechエンジンが最大出力180hp、最大トルク25.5kgmを発生する。モーターは最大出力110hp、最大トルク32.6kgmを引き出す。PHEVシステム全体で225hpのパワーと36.7kgmのトルクを獲得する。

プジョーはこの408に2024年、EVバージョンのe-408を設定する計画だ。既存のPHEVを補完するモデルとなり、欧州量販ブランドとして、プジョーが最も豊富なEVラインナップを持つ、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る