アウディ『Q7』に頂点「S」、507馬力ツインターボ搭載…改良新型を発表

アウディ SQ7 改良新型
アウディ SQ7 改良新型全 10 枚

アウディは1月30日、大型高性能SUV『SQ7』(Audi SQ7)の改良新型を欧州で発表した。同時に発表された『Q7』シリーズの頂点に立つ高性能モデルになる。

写真:アウディ SQ7 改良新型

◆0~100km/h加速4.1秒で最高速は250km/h

改良新型SQ7には、「4.0 TFSI」エンジンを搭載する。直噴4.0リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンは、最大出力507ps、最大トルク78.5kgmを発生する。2つのツインスクロールターボチャージャーは、Vバンクに配置された。このレイアウトにより、低回転域においても、優れたレスポンスが得られるという。排気システムには、2つのモード制御アクチュエータが装備されており、エンジン音が変化する。

トランスミッションは8速「ティプトロニック」で、駆動方式は4WDの「クワトロ」。SQ7 改良新型は、0~100km/h加速を4.1秒で駆け抜け、最高速は250km/hでリミッターが作動する。

このV8ツインターボエンジンには、「シリンダーオンデマンド(COD)」システムを採用する。低負荷走行中に8気筒のうちの半分の4気筒のシリンダーを一時的に停止し、燃料消費を削減する。アクティブエンジンマウントは、逆位相の振動を発生することにより、乗員への振動の伝達を最小限に抑える。

◆Sモデルらしいスポーティなエクステリア

エクステリアは、アウディのSモデルらしいスポーティな仕上げとした。フロントマスクには、アウディの最新デザイン言語を反映している。

フロントには新設計されたスポイラー、リアには表情豊かなディフューザーが装備された。シングルフレームグリルは、スポーティな配色を施したL字の縦型インレイが添えられる。大型のエアインテークには、ハニカムグリルが採用された。ドアミラーカバー、シングルフレームのインレイ、サイドエアインテークの縁取りは、スポーティなアルミルックとした。サイドスカートのインレイにも同じカラースキームが導入されている。改良新型では、ブラックおよびブラック・プラス・オプティクス・パッケージを選択することもできる。

ボディカラーには、マットカーボンツイル、マットブラッシュドアルミニウム、リニアエンボスシルバーが新色として用意された。また、SQ7をさらにパーソナライズできる3種類の仕上げを新設定。メタリック仕上げには、サヒールゴールド、アスカリブルー、チリレッドが追加されている。

◆サードパーティプロバイダーの人気アプリが利用可能に

室内は、2列シートの5人乗り仕様と、3列シートの7人乗り仕様を用意する。ゆったりとした室内長、ヘッドルーム、エルボールームが確保され、ファーストクラスの広々とした空間を実現した、と自負する。2列目シートの位置に応じて、5人乗り仕様のラゲッジルームは867リットルから最大1993リットルに拡大する。

改良新型では、サードパーティプロバイダーの人気アプリ(「Spotify」や「Amazon music」など)が、初めて直接利用できるようになった。定期的なソフトウェアアップデートと拡大するアプリの種類により、インフォテインメントシステムの個性化を図る。ドライバーアシスタンスシステムでは、サラウンドディスプレイがアップグレードを受けた。「アウディバーチャルコクピット」に、車線変更警告、車間距離警告、交差点アシスト、信号機情報などが、フルHD画質で表示される。その他の装備としては、コンフォートセンターアームレスト、アプリ用ストアが統合されたスマートフォンインターフェイス、アウディフォンボックスなどがある。

テールゲートは標準で電動式となっており、オプションでフットジェスチャーによる開閉も可能。アウディはオプションで「リアシート・プラス」も用意している。この機能は、3つのシートの長さと背もたれの角度を個別に調整できる、としている。

《森脇稔》

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