EVではタイヤの空力も大事になる! 住友ゴムがシミュレーション技術を開発

シミュレーション技術を用いてタイヤ付近の気流を可視化
シミュレーション技術を用いてタイヤ付近の気流を可視化全 8 枚

住友ゴム工業は2月7日、電気自動車(EV)の電費性能向上に貢献する「タイヤ空力シミュレーション」技術を開発したと発表した。この技術は、タイヤの転がり抵抗だけでなく、タイヤ周りの空気抵抗の低減がEVの性能向上に不可欠であることに着目している。

同社はAIを活用した独自のシミュレーションにより、走行する車両のタイヤ付近の気流を可視化し、空力性能を最適化するタイヤ形状の開発を進めている。2027年には、これらの技術を活用した次世代EVタイヤの発表を予定しており、EVの電費性能向上にさらに貢献することを意図している。

EVタイヤに求められる性能として、航続距離を最大化するための低電費性能の向上がある。住友ゴム工業ではこれまでもタイヤの転がり抵抗低減に取り組んできたが、これに加えて、このたび開発した「タイヤ空力シミュレーション」を活用して、タイヤの空気抵抗低減にも取り組む。


《レスポンス編集部》

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