愛知県小牧市で自動運転バスの実証運行開始

出発式の様子
出発式の様子全 4 枚

愛知県小牧市で2月13日、自動運転小型バス『ARMA』の実証運行が始まった。この取り組みは、小牧市が実施する自動運転実証調査事業をBOLDLY(ボードリー)が受託し、2月26日までの期間、市内の公道で行なわれる。

実証調査では、名古屋鉄道小牧線の小牧駅から、国の史跡にも指定されている小牧山までの愛知県道を含むルート(片道1.8km)を、自動運転レベル2で走行する予定だ(平日:往復7便、土日祝日:往復8便)。運行ルートの一部は、名鉄バスおよびあおい交通が運行する路線バスのルートと重なっており、連携してスムーズで安全な運行をめざすという。

BOLDLYは、本実証調査の全体統括を担い、車両の提供や自動走行の設定、運行管理システム「Dispatcher」を提供する。また、遠隔監視業務も行ない、平日は小牧市役所本庁舎、土日祝日は小牧市中央図書館で実施され、その模様は一般公開される。

小牧市は、市民の日常的な移動手段として活用されているこまき巡回バス「こまくる」のサービス水準を維持するため、自動運転に関する情報収集、分析および検討を進めている。愛知県日進市でのARMAの安定運行の経験も参考にしながら、自動運転車両の導入に向けた検証を進めていく。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  3. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  4. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  5. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る