ダイハツ『コペン』はどうなる!? 軽を脱ぎ捨てた1.3L・FRの次期型登場なるか

ダイハツ コペン 次期型の予想CG。クーペとして登場するという噂もあるが…?
ダイハツ コペン 次期型の予想CG。クーペとして登場するという噂もあるが…?全 12 枚

再建に向けて動き出したダイハツ。現行モデルの生産はようやく一部で再開しているが、クルマファンにとって気になるのが軽オープン『コペン』の行末だろう。2月18日現在、生産は停止したままだ。「ジャパンモビリティショー2023」では次期型を示唆する『ビジョン・コペン』が公開され、開発も進められていると見られていたが、果たしてどうなるのか?

◆クーペとして登場もある? 次期型コペンの姿とは

ダイハツ ビジョン コペン(ジャパンモビリティショー2023)ダイハツ ビジョン コペン(ジャパンモビリティショー2023)

ビジョン・コペンはこれまでの660ccエンジンから1.3リットルエンジンへ、つまり軽自動車規格を脱ぎ捨てる新時代のコペンとして提案されたコンセプトカーだ。さらに駆動方式もFF(前輪駆動)からFR(後輪駆動)へと、よりスポーツカーらしいディメンジョンへと進化する。次期型コペンもこれに倣い、大幅な進化が期待されている。

しかし、もう一つ重大な噂も入っている。このビジョン・コペンをベースとした次期型コペンは、アイデンティティでもある開閉可能な電動メタルルーフ「アクティブトップ」ではなく、クーペボディの本格ライトウェイトスポーツカーとしてデビューするというものだ。

コペンのクーペと言えば、「東京オートサロン2016」で公開された「コペンセロ コンセプトクーペ」、それをベースとして2019年に限定200台で販売された『コペンクーペ』が存在した。コペンクーペは250万円以上と高額だったが、限定数を大幅に上回る購入希望車が殺到していることからも、クーペの復活となればヒットは間違いないだろう。

ただ、そうした噂がある一方で、従来通りアクティブトップのみ、あるいは両バージョンが用意されるなど情報は錯綜しており、まだまだ断言はできない状況だ。

ダイハツ コペン 次期型(クーペ)予想CGダイハツ コペン 次期型(クーペ)予想CG

画像は、次期型への期待を込めて作成した予想CGだ。コンセプトをベースにクーペスタイルとした。クラスは異なるものの、ライトウェイトFRのトヨタ『GR86』やマツダ『ロードスター』にも引けを取らない存在感を放つことは間違いない。ボディサイズは、全長が400mm、全高が200mm拡大し、ホイールベースは187mm程度延長される見込みだという。この大幅拡大にともない、シートレイアウトも2シーターから2+2が検討されているという。

パワートレインは、1.3リットル直列3気筒ガソリンエンジンを搭載、最高出力は120ps、6速マニュアルトランスミッションまたは6速オートマチックと組み合わされる。

次期型コペンのワールドプレミアは当初、最速で2024年内、遅くとも2025年内には行われると予想されていた。ダイハツ復活の狼煙として、ぜひともその登場に期待したいところだ。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. Uber Taxi、埼玉県で初のサービス開始…千葉県でも大幅エリア拡大
  5. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る