ルノー『5』、EVで復活へ…ジュネーブモーターショー2024で発表予定

ルノー 5 E-TECH
ルノー 5 E-TECH全 5 枚

ルノー(Renault)は2月20日、小型ハッチバックEVのルノー『5(サンク) E-TECH』を2月26日、スイスで開幕するジュネーブモーターショー2024で初公開すると発表した。

ルノー5 E-TECHのボディサイズは全長が3920mmで、かつてのルノー5に触発されたデザインを採用する。ルノー5 E-TECHは、過去と再びつながり、インスピレーションを引き出して、単に複製するのではなく、それらの輝かしい時代の精神を見つけることを目指したという。現代的なアプローチで、ヨーロッパのEVをどのように民主化するかを、ルノー5 E-TECHで提示する予定だ。

ルノー5 E-TECHは、コンパクトなシティカーであり、100%EVのモダンな未来に適合するように開発された。オリジナルのルノー5のデザイン要素を取り入れている。その現代的なアプローチは、さまざまな仕上げや素材に表れているという。

ルノー日産三菱アライアンスが共同開発した「AmpRスモール」(旧名称は「CMF-B EV」)プラットフォームを、初めて使用する。クラス最高のパフォーマンスを実現しながら、そのセグメントで最も競争力のあるEVを狙う。ベース価格は2万5000ユーロで、Bセグメントのハイブリッド車に匹敵するという。

新開発のバッテリーパックは、『ゾエ』用バッテリーの12個のモジュールから、4個の大型モジュールに変更された。構造がよりシンプルになり、15kgの軽量化も達成する。バッテリーの蓄電容量は52kWh。1回の充電で最大400km(WLTPサイクル)の航続を可能にしている。

《森脇稔》

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