“不適切にもほどがある”エネオス、女性にセクハラでまたまた子会社会長解任[新聞ウォッチ]

ジャパン・リニューアブル・エナジーが手がける事業のひとつ、洋上風力発電
ジャパン・リニューアブル・エナジーが手がける事業のひとつ、洋上風力発電全 5 枚

「二度あることは三度ある」という言い古された慣用句もあるが、TBS系の人気TVドラマのタイトルをもじって引用すれば「不適切(セクハラ行為)にもほどがある」と言えるような、呆れ返るほどの不名誉な“解任劇”が、またまた発覚してしまった。

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石油元売り大手のENEOS(エネオス)ホールディングス(HD)の子会社「ジャパン・リニューアブル・エナジー(JRE)」が、懇親の場で女性にセクハラ行為があったために、安茂会長を解任したという。

きょうの各紙も社会面などに「エネオスまたセクハラ解任、3人目、子会社会長女性触る」などと取り上げているが、記事によると、安氏は懇親の場で酒に酔って女性の体を触ったとしている。昨年12月に不適切な行為をしたとの内部通報があって発覚し、監査役などによる内部調査の結果、セクハラ行為があったと認定し、解任に追い込まれたという。ただ、安氏本人は「お酒の場ということでよく覚えていないが、処分は受け入れる」と話しているとも伝えている。

JREは再生可能エネルギーの発電事業を担い、2022年にエネオス傘下に入ったが、創業者の安氏は鹿島建設出身で、JRE設立の12年に社長に就任し、代表権のある会長などを経て、22年4月から現職だった。また、23年12月には、風力発電の業界団体「日本風力発電協会」の代表理事にも就任していたという。

エネオスHDといえば、2022年8月に女性への性暴力で当時の杉森務会長が辞任したほか、23年12月には斉藤猛社長が女性に不適切行為をしたとして解任されたばかりである。今回もエネオスでは「コンプライアンス(法令順守)への取り組みの強化にグループ一丸となって取り組む」とのコメントを出したが、昭和のオヤジ臭い人物が経営トップに君臨しているうちは、女性への不適切行為という病もなかなか治まらないだろう。

2024年2月22日付

●ホンダ満額2万円、賃上げマツダも1万6000円回答(読売・1面)

●伊藤忠200億円再建支援、ビッグモーター、新体制、創業家関与なし(読売・2面)

●エネオス系会長セクハラで解任、HD前社長に続き(毎日・22面)

●危険運転抑止「娘の分も」見直し検討会で遺族訴え(毎日・22面)

●中国産旅客ジェット世界に初披露、シンガポール・エアショー(産経・12面)

●トヨタ、3車種3万2948台リコール(産経・24面)

●駅ナカ郵便局、窓口協業拡大、JR東・郵政、千葉や栃木に計画、地域の拠点に物流も効率化(東京・6面)

●インドネシアEVの陣、日本車の牙城に揺さぶり(日経・15面)

●スバル、23日から一部稼働再開(日経・17面)

《福田俊之》

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