ホンダ CBR1000RR-R 仕様変更…2モーター式スロットルバイワイヤ採用など

・ホンダがCBR1000RR-Rシリーズを仕様変更

・SPモデルには電子制御サスペンション搭載

・新色「グランプリレッド」などカラーリング追加

ホンダ CBR1000RR-Rファイヤーブレード(グランプリレッド)
ホンダ CBR1000RR-Rファイヤーブレード(グランプリレッド)全 6 枚

ホンダは、スーパースポーツ『CBR1000RR-Rファイヤーブレード』『CBR1000RR-R ファイヤーブレードSP』の仕様変更を行い、3月1日に発売する。

CBR1000RR-Rファイヤーブレードは、高出力と扱いやすい出力特性を持つパワーユニットと、操縦性に優れた車体パッケージングを組み合わせたCBRシリーズの最上位モデル。先進の電子制御技術を採用し、スポーツライディングをサポートする。上位モデルのCBR1000RR-R ファイヤーブレードSPは、オーリンズ製の電子制御サスペンションやブレンボ製のフロントブレーキキャリパーを装備し、足まわりを専用化。また、より素早いシフトチェンジ操作を可能とするクイックシフターを標準装備する。

今回の仕様変更では、「TOTAL CONTROL for the Track」のコンセプトを進化させ、レーストラックでの走行性能とハンドリングの向上を目指した。

パワーユニットでは、中速域の加速性能を向上させるためにカムシャフトのバルブタイミングやリフト量の変更、ピストン頭部形状の変更による圧縮比のアップなどを実施。また、2モーター式スロットルバイワイヤ(TBW)を採用し、スロットルバルブの開閉を2個のモーターで行うことで、加速時や減速時の扱いやすさを向上させている。

車体では、フレームボディの新設計により、軽量化と剛性バランスの最適化を実現。エアロダイナミクステクノロジーを活用したウイングレットやカウルの新設計により、旋回性と接地感の向上、ヨーモーメントの低減を達成している。

電子制御ではTBWの採用による出力特性とエンジンブレーキ特性の変更に伴い、ライディングモードの各パラメーターを再設定。CBR1000RR-RファイヤーブレードSPには、体重をメーターに入力することで、体重に応じた前後サスペンションの推奨プリロード値を表示する機能を追加している。

カラーリングは、CBR1000RR-Rファイヤーブレードにレーシングイメージの「グランプリレッド」を、CBR1000RR-RファイヤーブレードSPには「グランプリレッド」と「マットパールモリオンブラック」の2色を設定している。

価格はCBR1000RR-Rファイヤーブレードが248万6000円、CBR1000RR-RファイヤーブレードSPが284万9000円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  4. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  5. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る