燃料不要! タイヤブレーキテストの車両は電磁リニアで加速…コンチネンタル

コンチネンタルの完全自動のタイヤブレーキテスト施設
コンチネンタルの完全自動のタイヤブレーキテスト施設全 1 枚

コンチネンタルは、2012年に稼働した完全自動のタイヤブレーキテスト施設において、100万回以上の試験走行を実施した、と発表した。

この施設は世界に類を見ないもので、乾燥した路面や湿った路面と、異なる路面状況で、新型車両およびバン用タイヤの性能をラボ条件下で厳密に再現可能なテストプロセスを通じて検証することができる。

施設内では、無人でレールガイドされた車両が約100mのトラックを最高120km/hまで加速し、その後75mのブレーキトラック上で自動的にブレーキがかけられる。このプロセスには燃料が不要で、加速は現代のジェットコースター技術から借用した電磁リニアドライブの助けを借りて行われる。この施設は、通常のテストトラックで必要とされる多くの走行距離も不要にする。


《森脇稔》

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