駐車場決済システム「電脳ETC」登場、ノンストップで入出庫

・「電脳ETC」2024年3月サービス開始

・AI車番認識で手間なし出庫

・事業者のコスト削減に貢献

電脳ETC
電脳ETC全 3 枚

DataHaxは、新たな駐車場決済サービス「電脳ETC」を3月7日より提供開始する。このサービスは、従来の駐車場における精算機やアプリを使用した決済手続きを不要にし、ユーザーが事前にクレジットカードを登録することで、出庫時に精算の手間を省くことができる。

[図:「電脳ETC利用」の仕組み]

長年、駐車場運営における課題であった出庫時の混雑や渋滞を解消するため、DataHaxはETCゲート設置やシステム導入にかかる高額な費用を抑えつつ、低価格で導入可能なシステムの開発に取り組んできた。同社が開発したAI車番認識アルゴリズムを活用することで、ノンストップでの精算が実現した。

電脳ETCでは、ユーザーが事前に車番とクレジットカード情報を登録する。駐車場に入場する際には、AIカメラが車番情報を読み取り、サーバー上で照合する。出庫時には、精算機やスマホ決済を使用することなく、そのまま出庫が可能。AIカメラが出庫を確認後、サーバー上で決済が完了し、ユーザーは決済通知を受け取る。

電脳ETCは、スマートフォンを使った決済が不要で、車に乗ったらすぐに出庫できることが特徴だ。これにより、出庫時の渋滞問題を解決し、駐車場周辺の道路状況の改善にも寄与。また、精算料金は後で確認でき、社用車などで駐車場を利用する人の事務工数削減にも役立つ。

DataHaxは、2024年に100か所の設置を目指しており、電脳ETCの利用拡大によってユーザーの行動最適化を実現することを目指す。また、自動運転車両の普及に伴い、ナンバープレート認証を活用したシームレスな対応も計画している。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  2. 驚くほど広がる後方視界、ホンダ「Nシリーズ」専用「リアビューミラー&カバー」が発売
  3. 注目の125ccスクーター2台をガチンコ比較!「静粛」のアクシスZか?「快活」のアドレス125か?
  4. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
  5. ホンダ WN7 が初の国産EV白バイに! 2026年1月の箱根駅伝でデビュー
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る