自転車をいっしょに運ぶ都バス---東京都がサイクルバスの実証運行へ

・東京都がサイクルバス実証運行

・自転車2台搭載可能なバス

・青梅・奥多摩地域で利用可能

サイクルバス(イメージ)
サイクルバス(イメージ)全 5 枚

東京都は、都営バス梅01系統において、自転車を搭載できる「サイクルバス」の実証運行を3月16日から開始する。

東京都は環境に優しい交通手段として自転車の利用促進を図り、また東京の魅力を国内外に発信するため、新たな交通施策を推進している。今回のサイクルバス実証運行もその一環として行うものだ。

サイクルバスは、バス前面に特別なラックを設置し、2台の自転車を搭載できるように設計されている。これにより、サイクリストは自転車を持ちながらバスに乗車し、目的地まで移動することが可能になる。これは都内の路線バスとしては初の試みであり、サイクリングを楽しむ市民や観光客に新たな選択肢を提供する。

対象となるのは梅01系統で、青梅駅前から玉堂美術館を経由し、再び青梅駅前に戻る循環路線。この路線はJR青梅駅から御岳方面の観光スポットを結ぶもので、土休日に1日8便が運行され、運行時間帯は9時から16時台。

自転車を搭載できる停留所は、青梅駅前、吉野梅林、柚木、吉野(青梅駅方面のみ)、沢井駅入口、御嶽駅前の6か所。利用者はバス前面のラックに自分で自転車を搭載することになり、搭載は先着順だ。ただし、タイヤの太さやサイズによっては搭載できない自転車もあるため、ホームページで事前確認が必要。利用料金は通常の乗車運賃のみで、実証運行中は自転車搭載料金は無料だ。


《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る